よく使用される Drush コマンド

デベロッパー サービス ポータル v. 4.16.05

Drush は Drupal のコマンドライン インターフェースです。これを使用して、Drupal 管理者として多くのタスクを実行できます。ポータルをインストールすると、Drush がインストールされます。

Drush コマンドの実行方法

注: ポータルサイトのルート ディレクトリから Drush コマンドを実行する必要があります。デフォルトでは、デベロッパー ポータルは /var/www/html にインストールされます。したがって、Drush コマンドを実行する前に、まずディレクトリを /var/www/html に変更する必要があります。

> cd /var/www/html

ポータルをデフォルトのディレクトリにインストールしていない場合は、インストール ディレクトリに移動します。

ポータルのルート ディレクトリの決定

インストール ディレクトリがわからない場合は、次のコマンドを使用して devportal.conf ファイルを探します。

>  apachectl -S

このコマンドを実行すると、devportal.conf ファイルの場所を示す行が表示されます。

*:80   192.168.52.155 (/etc/httpd/conf/vhosts/devportal.conf:1)

cat コマンドを使用してファイルを表示します。

> cat /etc/httpd/conf/vhosts/devportal.conf

このコマンドの出力にインストール ディレクトリが表示されます。

<VirtualHost *:80>

 DocumentRoot "/var/www/html"

Drush コマンドの例

次の表に、一般的な Drush コマンドの一覧を示します。

コマンド 次のコマンドを実行します。

drush ステータス

Drupal のステータスを確認します。

drush archive-dump --destination=../tmp/dc.tar

Drupal を特定の場所にバックアップします。

drush dc-getorg

ポータルに関連付けられている Edge 組織を返します。

drush dc-setorg {ORGNAME}

ポータルに関連付けられた Edge 組織を設定します。

drush dc-getauth

ポータルに関連付けられた Edge 組織管理者のユーザー名(メールアドレス)とパスワードを取得します。

drush dc-setauth {orgAdminEmail}

Edge 組織管理者のユーザー名(メールアドレス)を設定します。パスワードを設定するよう求められます。

drush dc-getend

ポータルに関連付けられた Edge エンドポイントを取得します。

drush dc-setend http://{SERVERENDPOINT:8080/v1

ポータルに関連付けられた Edge エンドポイントを設定します。

drush dc-test

組織管理者の認証情報を使用して、ポータルから Edge 組織への接続をテストします。