よく使用される Drush コマンド

デベロッパー サービス ポータル v. 4.17.01

Drush は Drupal のコマンドライン インターフェースです。これにより、Drupal の管理者として多くのタスクを実行できます。ポータルをインストールすると、Drush がインストールされます。

Drush コマンドを実行する方法

Drush コマンドは、ポータルサイトのルート ディレクトリから実行する必要があります。デフォルトでは、デベロッパー ポータルは次のディレクトリにインストールされます。

  • /opt/apigee/apigee-drupal(Nginx)
  • /var/www/html(Apache)

Drush コマンドを実行する前に、正しいルート ディレクトリに移動する必要があります。

ポータルをデフォルト ディレクトリにインストールしていない場合は、インストール ディレクトリに移動します。

Apache でポータルのルート ディレクトリを確認する

インストール ディレクトリがわからない場合は、次のコマンドを使用して devportal.conf ファイルを探します。

>  apachectl -S

このコマンドを実行すると、devportal.conf ファイルの場所を示す行が表示されます。

*:80   192.168.52.155 (/etc/httpd/conf/vhosts/devportal.conf:1)

cat コマンドを使用してファイルを表示します。

> cat /etc/httpd/conf/vhosts/devportal.conf

このコマンドの出力に、インストール ディレクトリが一覧表示されます。

<VirtualHost *:80>

 DocumentRoot "/var/www/html"

Drush コマンドの例

次の表に、一般的な Drush コマンドを示します。

コマンド 次のコマンドを実行します。

drush のステータス

Drupal のステータスを確認します。

drush archive-dump --destination=../tmp/dc.tar

Drupal を特定の場所にバックアップします。

drush dc-getorg

ポータルに関連付けられている Edge 組織を返します。

drush dc-setorg {ORGNAME}

ポータルに関連付けられている Edge 組織を設定します。

drush dc-getauth

ポータルに関連付けられている Edge 組織管理者のユーザー名(メールアドレス)とパスワードを取得します。

drush dc-setauth {orgAdminEmail}

Edge 組織管理者のユーザー名(メールアドレス)を設定します。パスワードを設定するよう求められます。

drush dc-getend

ポータルに関連付けられている Edge エンドポイントを取得します。

drush dc-setend http://{SERVERENDPOINT:8080/v1

ポータルに関連付けられている Edge エンドポイントを設定します。

drush dc-test

組織管理者の認証情報を使用して、ポータルから Edge 組織への接続をテストします。