4.15.01.03 - Apigee Edge オンプレミス リリースノート

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情報

2015 年 4 月 16 日(木曜日)、Apigee Edge のオンプレミス バージョンに対するパッチをリリースしました。

ご不明な点がございましたら、Apigee カスタマー サポートまでお問い合わせください。

Apigee Edge リリースノートの一覧については、Apigee リリースノートをご覧ください。

新しい機能と特長

このリリースでの新機能は次のとおりです。

Server Name Indication(SNI)のサポート

Edge では、オンプレミス デプロイでの Server Name Indication サウスバウンド(Message Processor からターゲット エンドポイントまで)の使用がサポートされています。

Java 1.7 が必要です。

TLS/SSL の拡張である SNI を使用すると、複数の HTTPS ターゲットを同じ IP アドレスとポートから提供でき、すべてのターゲットで同じ証明書を使用する必要はありません。

Edge 固有の構成は必要ありません。環境がサウスバウンド SNI(デフォルトでは Edge クラウド)で構成されている場合、Edge はそれをサポートします。

Edge は、リクエスト URL からホスト名を自動的に抽出し、SSL handshake リクエストに追加します。たとえば、ターゲット ホストが https://example.com/request/path の場合、Edge は以下のように server_name 拡張機能を追加します。

SNI の詳細については、http://en.wikipedia.org/wiki/Server_Name_Indication をご覧ください。

SNI の無効化

Apigee では SNI がデフォルトで有効になっている。この機能を無効にするには、Message Processor の /opt/apigee4/conf/apigee/message-processor/system.properties で次のプロパティを false に設定します。
jsse.enableSNIExtension=false

その後、次のコマンドを使用して Message Processor を再起動する必要があります。

/opt/apigee4/bin/apigee-service message-processor restart