Edge for Private Cloud v4.17.09
デフォルトでは、ユーザーが Edge UI からログアウトすると、そのユーザーのセッションの Cookie はすべてクリアされます。Cookie がクリアされると、次回 Edge UI にアクセスするときに再度ログインが必要になります。シングル サインオン環境が実装されている場合、ユーザーは自身のシングル サインオン認証情報によって他のサービスに引き続きアクセスできます。
ただし、ユーザーがあるサービスからログアウトしたときに、他のすべてのサービスからもログアウトするようにしたい場合があります。この場合は、IDP でシングル サインアウトがサポートされるように構成します。
IDP を構成するには、Edge UI に関する次の情報が必要です。
- Edge UI のシングル ログアウト URL: この URL の形式:
http:/apigee_sso_IP_DNS:9099/saml/SingleLogout/alias/apigee-saml-login-opdk
または apigee-sso で TLS を有効にしている場合:
https:/apigee_sso/IPds:9ml9ops - サービス プロバイダの発行元: Edge UI の値は apigee-saml-login-opdk です。
- SAML IDP 証明書: Edge SSO のインストールと構成で、selfsigned.crt という名前の SAML IDP 証明書を作成し、/opt/apigee/customer/application/apigee-sso/saml/ に保存しました。IDP によっては、同じ証明書を使用してシングル サインアウトを構成する必要があります。
たとえば、サービス プロバイダとして OKTA を使用している場合は、アプリケーションの SAML 設定で次のことを行います。
- OKTA アプリケーションで、[Show Advanced Settings] を選択します。
- [アプリケーションにシングル ログアウトの開始を許可する] を選択します。
- 上記に従って Edge UI の [Single Logout URL] を入力します。
- [SP Issuer](サービス プロバイダの発行元)を入力します。
- [署名証明書] で、/opt/apigee/customer/application/apigee-sso/saml/selfsigned.crt TLS 証明書をアップロードします。OKTA のこの情報は次の図のようになります。
- 設定を保存します。
次回ユーザーが Edge UI からログアウトすると、そのユーザーはすべてのサービスからログアウトされます。