Apache Cassandra のメンテナンス タスク

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アンチエントロピー メンテナンス

Apache Cassandra リングノードは、すべてのノードの整合性を保つために定期的なメンテナンスが必要です。このメンテナンスを実行するには、Cassandra の "nodetool -h localhost repair" コマンドを使用します。

単一リージョンまたは単一データセンター型の Apigee インストールでは、1 つの Cassandra ノードで nodetool -h localhost repair コマンドを使用して、リング内のすべてのノードの整合性を確保します。マルチリージョンまたはマルチデータセンター型の Apigee インストールでは、(すべてのリージョンまたはデータセンターにまたがる)リング内のすべてのノードで nodetool -h localhost repair -pr を使用します。

「忘れられた削除」および Cassandra の整合性の詳細と、nodetool の使用方法については、次をご覧ください。

http://wiki.apache.org/cassandra/Operations-Consistency

ログファイルのメンテナンス

Cassandra のログは、各ノードの /opt/apigee/var/log/cassandra ディレクトリに格納されます。デフォルトでは、最大サイズが 20 MB のログファイルを最大 50 個作成できます。この制限に達すると、新しいログが作成されたときに古いログが削除されます。

Cassandra のログファイルが過剰なスペースを占めていることがわかった場合は、log4j の設定を編集して、ログファイルに割り当てられるスペースのサイズを変更できます。

  1. /opt/apigee/customer/application/cassandra.properties を編集して、次のプロパティを設定します。このファイルが存在しない場合は、作成します。
    conf_log4j-server_log4j.appender.r.maxfilesize=20MB
        # max file size
        conf_log4j-server_log4j.appender.r.maxbackupindex=50 # max open files
  2. 次のコマンドを使用して Cassandra を再起動します。
    /opt/apigee/apigee-service/bin/apigee-service apigee-cassandra restart