ランタイムを構成する

このセクションでは、ランタイム レコード処理におけるメッセージ プロセッサと Apigee API Hub for Private Cloud コネクタの相互依存関係について説明します。ランタイム データ(分析)を API Hub に転送するには、Apigee Edge for Private Cloud 環境のメッセージ プロセッサを共有ネットワーク ファイル システムへの「デュアル書き込み」用に構成する必要があります。

  1. ネットワーク ファイル システム(NFS)を設定する:
    • NFS が構成され、マウントされていることを確認します。この NFS は、すべてのメッセージ プロセッサから分析レコードを共有するために使用されます。
    • NFS マウントは、Message Processor と Apigee Edge for Private Cloud コネクタが実行されているすべての仮想マシンで使用可能で、マウントされている必要があります。
  2. NFS に書き込むように Message Processor を構成する: 各 Message Processor 仮想マシンの /opt/apigee/customer/application/message-processor.properties ファイルを編集します。

    次の構成を追加します。

    # これは、Apigee Hub コネクタのランタイム データ オンランプを有効にする必要があるすべての環境のカンマ区切りのリストです。この例では、2 つの異なる組織の 3 つの環境を有効にしています。
    conf_message-processor-communication_uapim.enabled.environments=acme~prod,acme~dev,noncps~prod
    # メッセージ プロセッサのランタイム データを保存する NFS マウントのパス。
    conf_message-processor-communication_uapim.runtime.data.path=/the/nfs

  3. Message Processor を再起動する: ローリング再起動メソッドを使用して、Message Processor を再起動します。