Apigee Edge で API プログラムを起動した後、運用チームは、お客様が API を常にシームレスに使用できるようにするために、API が利用可能であるか、予定通り動作するか確認する必要があります。
API トラフィックとパフォーマンスの問題を積極的に検出することは、チームが成功するための重要な要素です。API トラフィックが増加する一方で、詳細なデータ分析やコンテキスト アラートにアクセスせずにいると、顧客のサービスレベル契約(SLA)を満たすことができなくなる場合があります。
Apigee API Monitoring の支援により、運用チームは、アプリケーション デベロッパー、顧客、パートナーのために API の可用性を向上させることができます。Apigee API Monitoring は、Apigee Edge Cloud と連携して、API のパフォーマンスをコンテキストに応じてリアルタイムで分析し、問題を迅速に診断できるよう支援し、ビジネス継続性のための修復アクションを簡単に行うことができるようにします。
動画
Apigee API Monitoring の概要については、短い動画をご覧ください。
主な利点
API Monitoring を使用すると、次のことが可能になります。
- API に関する問題を迅速に調査することで、API の可用性を向上させることができ、また診断までの時間(MTTD)を短縮できます。
- お客様が影響を受ける前に、コンテキストに応じたアラートを受信し、適切な処置を行うことができます。
- 障害コードを利用して、診断を迅速に行うことができます。すべての障害コードの一覧については、障害コード リファレンスをご覧ください。
- 問題領域を素早く分離して、エラー、パフォーマンス、レイテンシの問題とその発生元(デベロッパー アプリ、API プロキシ、バックエンド ターゲット、API platform など)を診断できます。
- Data Flow、Pub/Sub、Stackdriver、Bigtable、BigQuery など、Google の最高のテクノロジーを活用して、複雑な指標を効率的かつ大規模に計算できます。
要件
Apigee API Monitoring では、お客様は Apigee Edge for Public Cloud Enterprise を使用する必要があります。
標準アカウントを持つ Edge for Public Cloud のお客様は、セキュリティ レポートにアクセスできません。Edge の料金プランの詳細については、Apigee の料金をご覧ください。
使ってみる
次のタスクを実行することで、API Monitoring の使用を開始できます。