Apigee Drupal 8 モジュールのサポート プロセス

Drupal 8 の Apigee モジュールは、Apigee のお客様がセルフホストのデベロッパー ポータルを使用できるようにするオープンソース プロジェクトです。このモジュールを利用するポータルのホスティングとメンテナンスは、お客様の責任で行っていただく必要があります。Drupal 8 の Apigee モジュールは現在「アクティブにメンテナンス」されている状態です。バグレポート、タスク、機能リクエストはすべて GitHub に送信してください。ここで問題の管理とメンテナンスを行っています。

このドキュメントでは、PHP 用 Apigee クライアントと次の Apigee Drupal 8 モジュールについて説明します。

バージョンの命名規則

Apigee モジュールは、Drupal リリースの命名規則に従って各リリースの安定性を示しています。たとえば、alpha または beta としてリストされているリリースはプロジェクトのテストとフィードバックに使用できますが、本番環境で使用できる状態ではありません。

重大なバグ

安定版または公式リリースは、本番環境での使用に適した安定したコードと見なされたリリースです。データの不整合、機能の不具合、セキュリティの問題、パフォーマンスの問題、本番環境への影響を引き起こす可能性がある Apigee モジュールの重大なバグ(構成またはコード変更に起因するものを除く)については、Apigee のお客様に対する標準のサポート プロセスで対応いたします。Apigee モジュールの重大なバグについては、Apigee サポート ポータルからお知らせください。

その他のバグとフィードバック

その他のバグ、ご質問、フィードバックについては、GitHub プロジェクトで問題をお知らせください(上記のプロジェクト ページへのリンクを参照)。また、機能または改善のご提案については、関連する GitHub プロジェクトでお知らせください。pull リクエストをぜひご利用ください。ディスカッションをスムーズに行うため、コードを作成する前に、各プロジェクトのコード提供に関するガイドラインに従って改善点をご提案ください。思いがけないユースケースが、プロジェクトの他のユーザーにも関係する場合があります。

どのような問題でも、Drupal コアの最小インストールで動作を再現する手順を追加することが重要になります。再現できない問題には対処できません。システムで問題が再現できない場合は、構成またはコードの変更が原因である可能性があります。

インフラストラクチャとホスティング

Google では、次のような Drupal サイト自体のインフラストラクチャまたはホスティングをサポートしていません。

  • サーバーの設定とインストール
  • Apigee Edge API とは無関係のパフォーマンスの問題
  • サーバーエラーの調査
  • セキュリティの問題
  • SMTP / メールの問題
  • コード / データベースのバックアップ

お客様の側でサーバーとデータベースをホストし、管理するためのリソースがない場合は、Google がおすすめするホスティング プロバイダの利用をご検討ください。また、Google がおすすめするベンダーと連携して、独自のインフラストラクチャを設計または管理することも可能です。詳細については、Apigee アカウント担当者にお問い合わせください。

カスタム開発と構成

Drupal サイトは完全にカスタマイズ可能なアプリケーションです。システムに対する意図しない構成やカスタムコードの変更により、バグが発生する可能性があります。Apigee モジュールに関連する問題については、お問い合わせに対応してガイダンスを提供しますが、お客様のシステムで選択可能なカスタム開発やデプロイをすべてサポートすることはできません。カスタムコードは、開発チームで管理、サポートする必要があります。次に例を示します。

  • SEO の最適化
  • Apigee 以外で提供されるモジュールとテーマのインストールと検証
  • カスタムテーマとモジュールの作成

組織内に Drupal に詳しい担当者がいない場合は、実装パートナーのサポートの利用をご検討ください。詳しくは、Google の担当者にお問い合わせください。

ソフトウェアとシステムのメンテナンス

インフラストラクチャとサイトのメンテナンスはサポートの対象外です。すべての開発者とサイト所有者はセキュリティのベスト プラクティスに従い、Drupal のコアコード、提供されたモジュール、プラグインを最新の状態に保つことを強くおすすめします。サイト所有者は、Drupal の公式セキュリティ アドバイザリ ページで、セキュリティ リリース、インシデント、脆弱性に関する最新情報を入手できます。このページには、Drupal コアに関するセキュリティ問題、提供されたプロジェクト、公開サービスのお知らせが記載されています。この情報は RSS 経由で入手することも、Twitter で @drupalsecurity をフォローして入手することもできます。