Edge for Private Cloud の責任共有

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情報

Apigee Edge for Private Cloud は Apigee Edge のオンプレミス サービスです。お客様は、選択したインフラストラクチャ上に Apigee Edge をインストールして管理できます。Edge for Private Cloud を正常に運用するには、Apigee と Apigee のお客様が責任を分担する必要があります。

通常、Edge for Private Cloud のお客様は、システムのインストール、テスト、管理、メンテナンスを担当します。Apigee は、ソフトウェアとソフトウェアの更新、ドキュメント、変更に関するお知らせ、サポートを提供します。

このドキュメントでは、Edge for Private Cloud を正常にインストールするための責任を Apigee と Apigee のお客様がどのように共有するかについて詳しく説明します。

お客様の責任

  • 公開されている Apigee ドキュメントで推奨されている要件と互換性のある任意のロケーションで、必要なインフラストラクチャ(コンピューティング、ストレージ、ネットワーキング、モニタリングなど)のプロビジョニング、運用、パッチ適用、保護、メンテナンスを行います。
  • Edge for Private Cloud をインストールする前に、ドキュメントに記載されているインストール要件を確認して従ってください。
  • ビジネス ユースケースを使用して、Edge for Private Cloud のオンプレミス環境のインストールのベンチマーク テストを行い、必要に応じてインフラストラクチャのサイズとスケーリングを行います。
  • Edge for Private Cloud と、それがデプロイされているオンプレミス インフラストラクチャの全体的なシステム管理を行います。
  • Edge for Private Cloud のインストール用の SSL 証明書のモニタリング、維持、更新を行います。
  • ハードウェア ベンダーやクラウド プロバイダなどのベンダーとのサポート契約を維持します。
  • 構成、データ、基盤となるインフラストラクチャなど、ビジネス ユースケースに合った Edge for Private Cloud の適切なバックアップ戦略を確立します。
  • Edge for Private Cloud と基盤となるインフラストラクチャのモニタリングとロギングを構成します。 プラットフォームの可用性に影響する可能性のあるインシデントをキャプチャし、適切な措置を講じるように構成されたアラートまたは通知を有効にします。
  • トラブルシューティングとサポートの目的で求められた場合は、環境の詳細を Apigee と共有します。
  • Apigee サポートやエンジニアリングと協力して、サポート エスカレーションで表面化した環境の問題(ハードウェア、ネットワーク構成、Apigee ソフトウェア スタックに含まれないサードパーティ ソフトウェアなど)を切り分けます。

Apigee の責任

  • リリースごとに Cassandra や Zookeeper などのサードパーティ ソフトウェアを含む、必要な Edge for Private Cloud バイナリをビルドして配布します。
  • インストール、構成、運用に関するドキュメントを提供します。
  • 各リリースの一環として、変更、アップデート、既知の問題を含むリリースノートを提供します。
  • Apigee コンポーネントのセキュリティの脆弱性や既知の脆弱性にパッチを適用し、更新していくこと。
  • ベスト プラクティスと運用ガイドラインを提供します。
  • トラブルシューティングや修復など、Edge for Private Cloud の機能に対するサポートを提供します。
  • 利用可能な Edge for Private Cloud のアップグレードについてお客様に通知し、アップグレードの手順とパッチを提供します。Edge for Private Cloud は順次アップグレードのみをサポートします。たとえば、バージョン 4.50 から 4.51 へのアップグレードはサポートされています。バージョン アップグレードのスキップはサポートされていません。たとえば、バージョン 4.50 から 4.52 へのアップグレードはサポートされていません。
  • お客様が特に Edge for Private Cloud ソフトウェアに関連する問題のトラブルシューティングと解決を行えるよう支援します。Google は、サードパーティ ソフトウェアに関連する問題を解決する責任を負いませんが、そのような場合のガイダンスは限定的になる可能性があります。