このセクションでは、Apigee Hybrid 非本番環境のインストールに適した Azure Kubernetes Service(AKS)クラスタをセットアップするための基本的な要件について説明します。
クラスタの作成
AKS クラスタの作成方法については、クイックスタート: Azure CLI を使用して Azure Kubernetes Service クラスタをデプロイするとクイックスタート: Azure ポータルを使用して Azure Kubernetes Service(AKS)クラスタをデプロイするをご覧ください。
非本番環境クラスタの要件
非本番環境クラスタを作成する場合は、次の要件に従います。
ソフトウェアのバージョン
| 要件 | 値 |
|---|---|
| Kubernetes のバージョン | バージョン 1.14.x 以降 |
| kubectl のバージョン | バージョン 1.13.x 以降。kubectl をインストールしてセットアップするをご覧ください。 |
クラスタ テンプレートの構成
非本番環境 AKS クラスタに対して次のテンプレート構成オプションを選択します。
| 構成 | 値 |
|---|---|
| クラスタ テンプレート | 標準クラスタ |
| ロケーション タイプ | ゾーン |
| アベイラビリティ ゾーン | 3 |
| ストレージ | ストレージは、StatefulSet 動的プロビジョナーを使用して動的にプロビジョニングされます。 |
ノードの要件
ノードプールは、クラスタ内のノードのグループで、すべてが同じ構成です。デフォルトで、クラスタ内に 2 つのノードプールを構成する必要があります。1 つはステートフル Cassandra Pod 用で、もう 1 つはステートレスな残りの Pod 用です。この 2 つのノードプールを以下のように構成します。
ステートフル ノードプールの構成
ステートフル ノードプールを次のように構成します。
| 構成 | 値 |
|---|---|
| 名前 | apigee-data
|
| ノードの最小数 | 3 |
| マシンタイプ | N1-standard-4(標準マシンタイプ、4 基の vCPU、15 GB のメモリ) |
| ストレージ | ストレージは、StatefulSet 動的プロビジョナーを使用して、動的にプロビジョニングされます |
ステートレス ノードプールの構成
ステートレス ノードプールを次のように構成します。
| 構成 | 値 |
|---|---|
| 名前 | apigee-runtime
|
| ノードの最小数 | 3(リソースの制約がある場合は 2 を選択します) |
| マシンタイプ | N1-standard-4(標準マシンタイプ、4 基の vCPU、15 GB のメモリ) |