Edge for Private Cloud v4.19.01
バックアップ時に作成したファイルからコンポーネントを復元できます。
そのコンポーネントを起動するこれを行うには、restore
コマンドを使用します。
restore
コマンドは次の処理を行います。
- 指定したバックアップ ファイルを使用します。ファイル名が指定されていない場合は、最新のバックアップ ファイルを取得します。 あります。
- コンポーネントのデータ ディレクトリが空であることを確認します。
- コンポーネントを停止します。復元後、コンポーネントを明示的に再起動する必要があります。
このセクションでは、restore
コマンドの使用方法について説明します。
バックアップ ファイルからコンポーネントを復元するには:
- 次のディレクトリが空であることを確認します。
/opt/apigee/data/component_name /opt/apigee/etc/component_name.d
空でない場合は、次のようなコマンドを使用して内容を削除します。
rm -r /opt/apigee/data/component_name
rm -r /opt/apigee/etc/component_name.d
- 次のコマンドを使用して、以前の構成とデータを復元します。
/opt/apigee/apigee-service/bin/apigee-service component_name restore backup_file
ここで
- component_name はコンポーネントの名前です。有効な値は次のとおりです。
apigee-cassandra
(Cassandra)apigee-openldap
(OpenLDAP)apigee-postgresql
(PostgreSQL データベース)apigee-qpidd
(Qpidd)apigee-sso
(Edge SSO)apigee-zookeeper
(ZooKeeper)edge-management-server
(Management Server)edge-management-ui
(新しい Edge UI)edge-message-processor
(Message Processor)edge-postgres-server
(Postgres Server)edge-qpid-server
(Qpid Server)edge-router
(Edge Router)edge-ui
(Classic UI)
- backup_file は、作成時に作成したファイルの名前です。
そのコンポーネントをバックアップする。この値には、
「backup-」という文字列は使用できます。例:
backup-2019.03.17,14.40.41.tar.gz
例:
/opt/apigee/apigee-service/bin/apigee-service apigee-cassandra restore backup-2019.03.17,14.40.41.tar.gz
backup_file の指定は任意です。省略した場合、Apigee は最新のファイルを使用します。 (
/opt/apigee/backup/component_name
)restore
コマンドは、バックアップした構成を再適用し、既存の構成を復元します。 バックアップを実行した時点からのデータです。 - component_name はコンポーネントの名前です。有効な値は次のとおりです。
- 次の例のように、コンポーネントを再起動します。
表示されます。
/opt/apigee/apigee-service/bin/apigee-service component_name start