バージョニングと用語

Apigee ハイブリッドは、ランタイム プレーン、管理プレーン、一連の GCP サービスで構成されたプラットフォームで、マルチクラウド環境で API を管理できます。

バージョニング

Apigee API、Apigee ハイブリッド UI、GCP 統合サービスはベータ版です。Apigee ハイブリッドの他の機能は一般公開またはアルファ版です。

Apigee ハイブリッド コンポーネントのリリース ステージは次のとおりです。

プラットフォーム コンポーネント ハイブリッド サービス リリース
管理プレーン
Analytics / UAP 一般提供
Apigee API ベータ版
Apigee ハイブリッド UI ベータ版
ポータル アルファ版
ランタイム / コンテナ化されたアプリ
Cassandra(ランタイム データストア) 一般提供
Istio 一般提供
MART 一般提供
Message Processor 一般提供
Synchronizer 一般提供
UDCA 一般提供

上の表のように、Apigee ハイブリッドのコンポーネントによって、リリース サイクルの段階が異なります。

  • ハイブリッド デプロイの管理に使用するほとんどの管理プレーン サービスは Apigee ハイブリッド ベータ版です。(ポータルはアルファ版です)。管理プレーンには Apigee API と Apigee ハイブリッド UI も含まれます。
  • 一般提供(または ハイブリッド 1.0.0)は、クラスタにデプロイするハイブリッド ランタイムの一般リリースですが、UAP などの管理プレーンの一般提供サービスも含まれます。

詳細については、以下をご覧ください。

API

Apigee のドキュメントでは、次の種類の Apigee API について説明しています。

  • Apigee API(ベータ版):
    • 目的: ハイブリッド対応の Apigee 組織の構成と管理を行います。
    • ベース URL: "apigee.googleapis.com"
    • 注: 詳しくは、Apigee API ドキュメントをご覧ください。
  • Apigee Edge API:
    • 目的: Apigee Edge(Edge for Private Cloud を含む)の構成と管理を行います。
    • ベース URL: “api.enterprise.apigee.com”
    • 注: ハイブリッド対応の Apigee 組織には使用できません

組織

Apigee 組織は、API プロキシ、API プロダクト、API パッケージ、アプリ、デベロッパーなど、Apigee アカウントのすべてのエンティティを含むコンテナです。このドキュメントでは、「Apigee 組織」と「ハイブリッド対応組織」を同じ意味で使用しています。

ハイブリッドをインストールして使用するには、GCP プロジェクトにバインドされた Apigee 組織が必要です。この操作は、組織の作成時にプロビジョニングというプロセスで行います。

Apigee 組織は、GCP 組織と同じではありません意味が曖昧になる可能性がある場合、このドキュメントでは組織が Apigee 組織であることを明記します。

その他の用語

ハイブリッド関連用語の定義については、用語集をご覧ください。