Apigee ハイブリッドは、ハイブリッド サービスの健全性のモニタリング、アラートの設定などに使用できるオペレーション指標を収集します。Apigee は、業界標準の Prometheus アドオンを指標の収集に使用します。収集が完了すると、Stackdriver に指標データが送信され、Stackdriver コンソールで指標の表示、検索、分析、アラートの管理ができます。
次の図には、指標の収集プロセスが示されています。
この図に示されているように、クラスタごとに 1 台の Prometheus サーバーがあり、それらをクラスタ内の任意の Pod で実行できます。Prometheus は、すべてのハイブリッド サービスからアプリケーションの指標データを取得し、その統計データを Stackdriver に送信します。Stackdriver コンソールを使用して指標データにアクセスできます。
指標収集はデフォルトで無効になっています。有効にするには、指標収集の構成をご覧ください。
指標について
アプリケーションの指標データは、内部 Kubernetes Service としてポートで使用できるようにできます。このサービスによって収集されたデータは、ハイブリッド指標コレクタ サービスによって取得されます。Stackdriver Metrics Explorer を使用して、次のような指標を選択できます。
- 読み取りリクエスト数
- 読み取りリクエストのレイテンシ
- 書き込みリクエスト数
- 書き込みリクエストのレイテンシ
たとえば、次のように、Stackdriver のダッシュボードを作成して指標を表示できます。
