Edge デモ インストール要件

Edge for Private Cloud v4.18.05

Edge for Private Cloud は、単一のホストマシンにデモまたは概念実証インストールの一環としてインストールできます。このタイプのインストールは、Edge の「オールインワン」インストールと呼ばれます。ホストマシンには、以下のシステム前提条件を満たすスタンドアロン マシンまたは VM を使用できます。

ホストマシンの Private Cloud に Edge をインストールすると、Apigee Developer Services ポータル(以下「ポータル」)を任意で独自のホストマシンにインストールできます。

ライセンス

Edge をインストールするたびに、Apigee から取得した固有のライセンス ファイルが必要になります。まだライセンスがない場合は、こちらから Apigee Sales にお問い合わせください。

Edge のシステム要件

次の表に、単一のホストマシンに Edge をインストールする場合のシステム要件を示します。

要件

説明

テスト

Apigee RPM リポジトリへのアクセス

https://software.apigee.com へのアクセスを確保する

リポジトリにアクセスするためのユーザー名 / パスワードを Apigee から受け取る

  • Apigee を評価中である場合は、こちらから Apigee Sales にお問い合わせください。
  • Apigee の既存のお客様は、Apigee の担当者にお問い合わせください。

curl -v https://software.apigee.com から HTTP 200 が返される

バックエンド サービスへのアクセス

バックエンド サービスへのアクセスを確保する

curl -v http://backend でバックエンド サービスへのアクセスを確認する

ライセンスキー

ライセンスキーが添付された Apigee からのメールを確認する

ライセンスキーがホストマシンにデプロイされていることを確認する

OS のバージョン

サポート対象のソフトウェアおよびサポート対象のバージョンに一覧表示されている、サポート対象の OS バージョン

cat /etc/redhat-release によって OS バージョンが返される

Java のバージョン

サポート対象の Java バージョン:

  • Oracle JDK 1.8
  • OpenJDK 1.8

java -version によってインストール済みの Java バージョンが返される

必要な Java バージョンが見つからない場合は、Edge インストーラがそのバージョンをダウンロードしてインストールします。

CPU コア

8 以上

lscpu によって CPU 数が返される

cat /proc/cpuinfo によって CPU 情報が返される

RAM

16 GB 以上

cat /proc/meminfo によってメモリ情報が返される

ディスク容量

100 GB 以上

df -h によってディスク容量が返される

df -h /opt によって Edge のインストール ディレクトリ(/opt)のディスク容量が返される

ホスト名

ホストの IP アドレスに設定されたホスト名

hostname -i によってホストの IP アドレスが返される

ネットワーク

外部のインターネット アクセスが必要

RedHat OS の場合は RHEL yum リポジトリへのアクセスが必要

yum repolist によって、使用可能なリポジトリが返される

RedHat の場合は、/etc/yum.repos.d/redhat-rhui.repo からリポジトリの可用性を確認する

ポート、iptables、firewalld

ポート 8080、9000、9001、9002 が受信パケットを受け付けるようにする

この要件は OS と OS の構成によって異なります。現在の設定を表示できるコマンドがいくつかあります。

iptables -nvL

Linux 6.x: service iptables status

Linux 7.x: sysctl firewalld status

iptables や firewalld は必要に応じて停止できます。

SELinux

インストール中に、SELinux を無効にするか制限なしモードに設定する。必要に応じてインストール後に再度有効にする

SELinux を一時的に制限なしモードに設定する

Linux 6.x オペレーティング システムの場合:

echo 0 > /selinux/enforce

Edge のインストール後に再度有効にする:

echo 1 > /selinux/enforce

Linux 7.x オペレーティング システムの場合:

setenforce 0

Edge のインストール後に再度有効にする:

setenforce 1

SELinux を完全に無効にする方法については、Edge apigee-setup ユーティリティをインストールするをご覧ください。

システム ユーザー アクセス

ユーザーのインストール要件:

  • sudo アクセスまたはルートアクセス
  • ホストマシンにユーザーを追加できること

sudo whoami によってルートが返される

SMTP サーバー

SMTP サーバーにアクセスして新しい Edge ユーザーにメールを送信する

ポータルのシステム要件

Edge のインストールに使用したマシンとは異なるマシンにポータルをインストールできます。ポータルをインストールする前に、以下の要件を満たしていることを確認してください。

要件

説明

テスト

Apigee RPM リポジトリへのアクセス

https://software.apigee.com へのアクセスを確保する

リポジトリにアクセスするためのユーザー名 / パスワードを Apigee から受け取る

curl -v https://software.apigee.com から HTTP 200 が返される

ホストに Edge をインストール

ホストマシンに Edge をインストールしていることを確認する

上記の Edge のシステム要件を参照

ポート

ポート 8079 が有効でアクセス可能であることを確認する

netstat -nlptu | grep 8079