アナリティクス サービスの定期的なメンテナンス タスク

Edge for Private Cloud バージョン 4.16.09

Apigee Analytics Services のタスクの多くは、標準の Postgres ユーティリティを使用して実行できます。Analytics データベースで行う定期的なメンテナンス タスク(VACUUM を使用したデータベースの再編成、インデックスの再作成、ログファイルのメンテナンスなど)は、PostgreSQL データベースで行うものと同じです。Postgres の定期的なメンテナンスについては、http://www.postgresql.org/docs/9.1/static/maintenance.html をご覧ください。

重要な注意事項: PostgreSQL データベースを移動する場合は、必ず Apigee カスタマー サクセスにご連絡ください。Apigee システムの PostgreSQL データベース サーバーで IP アドレスが使用され、Apigee 環境メタデータの対応する更新を行わずにデータベースの移動または IP アドレスの変更を行うと、望ましくない結果が生じます。

PostgreSQL データベースのメンテナンスの詳細については、http://www.postgresql.org/docs/9.1/static/maintenance.html をご覧ください。

分析データのプルーニング

Apigee リポジトリ内で使用できる分析データの量が増加した場合は、必要な保持期間を超えてデータを「プルーニング」することをおすすめします。特定の組織や環境のデータをプルーニングするには、次のコマンドを実行します。

> /<inst_root>/apigee/apigee-service/bin/apigee-service apigee-postgresql pg-data-purge <Org> <Env> <NoOfDaysToPurgeBackFromCurrentDate>

このコマンドは、「analytics」スキーマ内の「childfactables」テーブルを調査して、どの元データ パーティションがデータ プルーニング対象の日付に該当するかを特定し、該当するテーブルを削除します。テーブルが削除されると、そのパーティションに関連する「childfactables」のエントリが削除されます。

Childfactables は、日別パーティション分割のファクトデータです。毎日新しいパーティションが作成され、データは 1 日ごとのパーティション分割テーブルに取り込まれます。そのため、後で古いファクトデータが不要になったときに、対応する childfactables を削除できます。