Edge for Private Cloud v. 4.17.01
Edge UI では、新規ユーザーのパスワードが自動的に生成されます。その後、通常はユーザーにメールが送信され、ユーザーは自動生成されたパスワードを変更できます。
デフォルトでは、Edge UI によって自動生成されるパスワードは、Edge Management Server で定義されたデフォルトのパスワード ルールに従います。このルールでは、パスワードは 8 文字以上で、特殊文字と大文字をそれぞれ 1 文字以上含めなければならないと定められています。 Edge のパスワード ルールの構成方法については、Edge のパスワードのリセットをご覧ください。
Management Server のパスワード ルールを変更して、パスワードをより厳格にすることができます。たとえば、最小文字数を 10 文字に増やしたり、複数の特殊文字を要求したりできます。Management Server でルールを変更する場合は、新しいルールと互換性のあるパスワードを自動生成するように Edge UI も変更する必要があります。
Edge UI では、自動生成パスワードのルールを設定するためのプロパティとして次の 4 つが定義されています。
conf_apigee-base_apigee.forgotPassword.underscore.minimum="1" conf_apigee-base_apigee.forgotPassword.specialchars.minimum="1" conf_apigee-base_apigee.forgotPassword.lowecase.minimum="1" conf_apigee-base_apigee.forgotPassword.uppercase.minimum="1"
プロパティを設定するには:
- エディタで ui.properties ファイルを開きます。ファイルが存在しない場合は、次の場所に作成します。
> vi/opt/apigee/customer/application/ui.properties - プロパティを設定します。
conf_apigee-base_apigee.forgotPassword.underscore.minimum="2"
conf_apigee-base_apigee.forgotPassword.specialchars.minimum="3"
conf_apigee-base_apigee.forgotPassword.lowecase.minimum="2"
conf_apigee-base_apigee.forgotPassword.uppercase.minimum="2" - 変更を保存します。
- プロパティ ファイルの所有者を「apigee」ユーザーにします。
> chown apigee:apigee /opt/apigee/customer/application/ui.properties - Edge UI を再起動します。
> /opt/apigee/apigee-service/bin/apigee-service edge-ui restart