Edge for Private Cloud v4.18.05
Edge UI では、新規ユーザーのパスワードが自動的に生成されます。その後、通常はユーザーにメールが送信され、ユーザーは自動生成されたパスワードを変更できます。
デフォルトでは、Edge UI によって自動生成されるパスワードは、Edge Management Server で定義されたデフォルトのパスワード ルールに従います。このルールでは、パスワードは 8 文字以上で、特殊文字と大文字をそれぞれ 1 文字以上含めなければならないと定められています。 Edge のパスワード ルールを構成する方法については、Edge のパスワードの再設定をご覧ください。
Management Server のパスワード ルールをより厳格にすることもできます。たとえば、最低文字数を 10 文字に増やす、必要な特殊文字を複数にするなどです。Management Server のルールを変更した場合、Edge UI でも新しいルールに従ってパスワードを自動生成するように変更する必要があります。
Edge UI では、自動生成パスワードのルールを設定するためのプロパティとして次の 4 つが定義されています。
conf_apigee-base_apigee.forgotPassword.underscore.minimum="1" conf_apigee-base_apigee.forgotPassword.specialchars.minimum="1" conf_apigee-base_apigee.forgotPassword.lowecase.minimum="1" conf_apigee-base_apigee.forgotPassword.uppercase.minimum="1"
プロパティを設定するには:
- エディタで ui.properties ファイルを開きます。ファイルが存在しない場合は作成します。
vi /opt/apigee/customer/application/ui.properties
- 次のプロパティを設定します。
conf_apigee-base_apigee.forgotPassword.underscore.minimum="2" conf_apigee-base_apigee.forgotPassword.specialchars.minimum="3" conf_apigee-base_apigee.forgotPassword.lowecase.minimum="2" conf_apigee-base_apigee.forgotPassword.uppercase.minimum="2"
- 変更を保存します。
- プロパティ ファイルの所有者を「apigee」ユーザーにします。
chown apigee:apigee /opt/apigee/customer/application/ui.properties
- Edge UI を再起動します。
/opt/apigee/apigee-service/bin/apigee-service edge-ui restart