API Monitoring データのトレンドの特定

タイムラインには、API Monitoring データの履歴ビューが表示されます。これにより、トレンドを特定し、全体のパフォーマンスを分析できます。

以下の図に示すように、Edge UI で [Analyze] > [API Monitoring] > [Timeline] を選択して、タイムラインを表示します。

タイムライン ビュー

タイムラインでは、次の操作ができます。

  • 次の情報をすぐに確認できます。

    • トラフィックの総量
    • 4xx と 5xx エラーなど、エラーが発生したトラフィックの割合(エラーの総数 / トラフィックの総数)
    • 選択したコンポーネントのレスポンス レイテンシの合計(ms)。中央値、95 パーセンタイル、99 パーセンタイルの値を確認できます。
    • すべてのターゲットのレスポンス レイテンシの合計(ms)。中央値、95 パーセンタイル、99 パーセンタイルの値を確認できます。

    : リージョンと API プロキシを選択し、選択した時間の範囲が 7 日以内の場合にのみ、レイテンシのグラフが表示されます。中央値、P90、P99 のレイテンシ値がそれぞれ 5、15、60 分間隔で計算されます。グラフ内の各値はそれぞれ 1、3、10 分の間隔で更新されます。たとえば、グラフの P90 のレイテンシ値は、直近の 15 分間で収集されたデータを使用して 3 分間隔で更新されます。

  • 次のように [Timeline] ダッシュボードをフィルタリングできます。

    • 必要なタイムラインを選択します(1 時間から 3 か月の間で設定できます)。: レイテンシのグラフは、7 日以内の時間範囲で表示されます。
    • 環境を選択します。
    • [Region]、[Proxies]、[Targets] で、特定のコンポーネントを選択します。特定の分割項目のすべての項目のデータを表示するには [All] を選択します。
  • 選択した指標に基づいてカスタム レポートを作成して、分割項目を追加できます。

  • 現在の条件に基づいてアラートを作成できます。

  • 現在選択したコンテキストを維持したまま、[Recent] ダッシュボードまたは [Investigate] ダッシュボードに移動できます。: 現在選択されている条件で使用できないオプションはグレー表示されます。

グラフ内の別の点にカーソルを置くと、その点のトラフィック総数、エラー数、実行レイテンシをすぐに確認できます。

[Timeline] ダッシュボードからカスタム レポートを作成する

選択した一連の条件に基づいてカスタム レポートを作成します。カスタム レポートが作成された後、必要に応じて、そのカスタム レポートを編集して指標と分割項目を追加または削除できます。たとえば、調査対象を特定のアクセス トークン、デベロッパー アプリ、API プロキシに絞り込むことができます。詳細については、アナリティクス指標、分割項目、フィルタのリファレンスをご覧ください。

詳細については、カスタム レポートの作成をご覧ください。

[Timeline] ダッシュボードからカスタム レポートを作成するには:

  1. Edge UI で [Analyze] > [API Monitoring] > [Timeline] をクリックします。
  2. [Timeline] フィルタ プルダウンで API プロキシまたはターゲット サービスを選択します。: [Proxies] フィルタと [Targets] フィルタが All に設定されている場合、カスタム レポートは使用できません。

  3. 右隅にある カスタム レポートの作成 をクリックします。 レポートの作成

    新しいタブにカスタム レポート ページが表示されます。関連するフィールドには、データがすでに入力されています。またこのページには、デフォルトの分割項目と指標が含まれます。デフォルトでは、カスタム レポートの名前は API Monitoring Investigate Generated です。: カスタム レポートが現在のコンテキストですでに存在する場合、そのレポートが開きます。

  4. 必要に応じてカスタム レポートを編集し、[Save] をクリックします。

  5. リストのレポート名をクリックして、カスタム レポートを実行します。