このセクションでは、Apigee ハイブリッドのデプロイのランタイム プレーンをカスタマイズする際に使用できるすべての構成プロパティを示します。
最上位プロパティ
次の表に、overrides.yaml
ファイルの最上位プロパティを示します。このようなプロパティは他のオブジェクトに属しておらず、組織レベルまたは環境レベルで適用されます。
プロパティ | 説明 |
---|---|
contractProvider |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: https://apigee.googleapis.com インストール環境にデプロイされているすべての API の API パスを定義します。 |
gcpProjectID |
非推奨: v1.2.0 以降では、代わりに gcp.projectID を使用します。
バージョン: 1.0.0 デフォルト値: なし 必須 GCP プロジェクトの ID。このプロパティと |
gcpRegion |
非推奨: v1.2.0 以降では、代わりに gcp.region を使用します。
バージョン: 1.0.0 デフォルト値: 必須 Kubernetes クラスタの最も近い GCP リージョンまたはゾーン。このプロパティと |
imagePullSecrets.name |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: なし docker-registry タイプとして構成された Kubernetes Secret 名。プライベート リポジトリからイメージを pull するために使用されます。 |
k8sClusterName |
非推奨: v1.2.0 以降では、代わりに k8sCluster.name と k8sCluster.region を使用します。
バージョン: 1.0.0 デフォルト値: なし ハイブリッド プロジェクトが実行されている Kubernetes(K8s)プロクラスタの名前。このプロパティと |
kmsEncryptionKey |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: 省略可。kmsEncryptionKey、kmsEncryptionPath、kmsEncryptionSecret のいずれか 1 つのみを使用します。 Apigee KMS データの暗号鍵のローカル ファイル システム上のパス。 |
kmsEncryptionPath |
バージョン: 1.2.0
デフォルト値: なし 省略可。kmsEncryptionKey、kmsEncryptionPath、kmsEncryptionSecret のいずれか 1 つのみを使用します。 Base64 でエンコードされた暗号鍵を含むファイルのパス。データ暗号化をご覧ください。 |
kmsEncryptionSecret.key |
バージョン: 1.2.0
デフォルト値: なし 省略可。kmsEncryptionKey、kmsEncryptionPath、kmsEncryptionSecret のいずれか 1 つのみを使用します。 Base64 でエンコードされた暗号鍵を含む Kubernetes Secret の鍵。データ暗号化をご覧ください。 |
kmsEncryptionSecret.name |
バージョン: 1.2.0
デフォルト値: なし 省略可。kmsEncryptionKey、kmsEncryptionPath、kmsEncryptionSecret のいずれか 1 つのみを使用します。 Base64 でエンコードされた暗号鍵を含む Kubernetes Secret の名前。データ暗号化をご覧ください。 |
kvmEncryptionKey |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: 省略可。kvmEncryptionKey、kvmEncryptionPath、kvmEncryptionSecret のいずれか 1 つのみを使用します。 Apigee KVM データの暗号鍵のローカル ファイル システム上のパス。 |
kvmEncryptionPath |
バージョン: 1.2.0
デフォルト値: なし 省略可。kvmEncryptionKey、kvmEncryptionPath、kvmEncryptionSecret のいずれか 1 つのみを使用します。 Base64 でエンコードされた暗号鍵を含むファイルのパス。データ暗号化をご覧ください。 |
kvmEncryptionSecret.key |
バージョン: 1.2.0
デフォルト値: なし 省略可。kvmEncryptionKey、kvmEncryptionPath、kvmEncryptionSecret のいずれか 1 つのみを使用します。 Base64 でエンコードされた暗号鍵を含む Kubernetes Secret の鍵。データ暗号化をご覧ください。 |
kvmEncryptionSecret.name |
バージョン: 1.2.0
デフォルト値: なし 省略可。kvmEncryptionKey、kvmEncryptionPath、kvmEncryptionSecret のいずれか 1 つのみを使用します。 Base64 でエンコードされた暗号鍵を含む Kubernetes Secret の名前。データ暗号化をご覧ください。 |
namespace |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: Apigee コンポーネントがインストールされる Kubernetes クラスタの Namespace。 |
org |
バージョン: 1.0.0 デフォルト値: なし 必須 ハイブリッドのインストール中に Apigee によってプロビジョニングされたハイブリッド対応組織。組織とは、Apigee Edge での最上位レベルのコンテナです。組織にはすべての API プロキシと関連リソースが含まれています。この値が空の場合は、組織を作成してその名前をこのプロパティに設定する必要があります。 |
revision |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: Apigee ハイブリッドは Kubernetes のローリング アップデートをサポートしています。Pod インスタンスを段階的に新しいインスタンスに更新できるので、Deployment の更新をダウンタイムなしで行うことができます。 ある特定の YAML オーバーライドを更新した結果、基になる Kubernetes PodTemplateSpec が変更される場合は、ユーザー独自の override.yaml で
次のオブジェクトのプロパティを変更する場合は、 詳細については、ローリング アップデートをご覧ください。 |
validateServiceAccounts |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: true サービス アカウント権限の厳密な検証を有効にします。これを有効にすると、Cloud Resource Manager API メソッドの testIamPermissions を使用して、指定されたサービス アカウントに必要な権限があるかどうかが検証されます。Apigee 組織のサービス アカウントの場合は、プロジェクト ID がその組織にマッピングされたものかどうかがチェックされます。Metrics と Logger の場合、プロジェクトのチェックは overrides.yaml の gcpProjectID プロパティの構成に基づきます。
|
ao
Apigee 演算子(AO)。AD のデプロイとメンテナンスに必要な低レベルの Kubernetes リソースと Istio リソースを作成および更新します。たとえば、このコントローラは Message Processor をリリースします。また、ApigeeDeployment 構成を Kubernetes クラスタに永続化する前に検証します。
次の表に、apigee-operator ao
オブジェクトのプロパティを示します。
プロパティ | 説明 |
---|---|
ao.image.pullPolicy |
バージョン: 1.2.0
デフォルト値: kubelet が Pod の Docker イメージをいつ pull するかを指定します。有効な値は次のとおりです。
詳細については、イメージの更新をご覧ください。 |
ao.image.tag |
バージョン: 1.2.0
デフォルト値: このサービスの Docker イメージの場所。 |
ao.image.url |
バージョン: 1.2.0
デフォルト値: このサービスの Docker イメージの場所。 |
ao.resources.limits.cpu |
バージョン: 1.2.0
デフォルト値: Kubernetes コンテナ内のリソースの CPU 上限(ミリコア単位)。
|
ao.resources.limits.memory |
バージョン: 1.2.0
デフォルト値: Kubernetes コンテナ内のリソースのメモリ上限(MiB 単位)。
|
ao.resources.requests.cpu |
バージョン: 1.2.0
デフォルト値: Kubernetes コンテナ内のリソースの通常の操作に必要な CPU(ミリコア単位)。 |
ao.resources.requests.memory |
バージョン: 1.2.0
デフォルト値: Kubernetes コンテナ内のリソースの通常の操作に必要なメモリ(MiB 単位)。 |
authz
次の表に、authz
オブジェクトのプロパティを示します。
プロパティ | 説明 |
---|---|
authz.image.pullPolicy |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: kubelet が Pod の Docker イメージをいつ pull するかを指定します。有効な値は次のとおりです。
詳細については、イメージの更新をご覧ください。 |
authz.image.tag |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: このサービスの Docker イメージのバージョン ラベル。 |
authz.image.url |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: このサービスの Docker イメージの場所。 |
authz.livenessProbe.failureThreshold |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: Kubernetes がコンテナを再起動するための条件となる、Liveness Probe の失敗が確認された回数。最小値は 1 です。 |
authz.livenessProbe.initialDelaySeconds |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: コンテナが起動してから Liveness Probe が開始されるまでの秒数。 |
authz.livenessProbe.periodSeconds |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: Liveness Probe を実行する頻度を秒単位で指定します。最小値は 1 です。 |
authz.livenessProbe.timeoutSeconds |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: Liveness Probe がタイムアウトするまでの秒数。最小値は 1 です。 |
authz.readinessProbe.failureThreshold |
バージョン: Beta2
デフォルト値: Kubernetes が Pod を「準備未完了」とマークするための条件となる、Readiness Probe の失敗が確認された回数。最小値は 1 です。 |
authz.readinessProbe.initialDelaySeconds |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: コンテナが起動してから Readiness Probe が開始されるまでの秒数。 |
authz.readinessProbe.periodSeconds |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: Readiness Probe を実行する頻度を秒単位で指定します。最小値は 1 です。 |
authz.readinessProbe.successThreshold |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: 失敗した Readiness Probe が成功とみなされるために必要な最小の連続成功回数。最小値は 1 です。 |
authz.readinessProbe.timeoutSeconds |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: Liveness Probe がタイムアウトするまでの秒数。最小値は 1 です。 |
authz.resources.requests.cpu |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: 認証リクエストに割り当てる CPU リソースの量。 |
authz.resources.requests.memory |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: 認証リクエストに割り当てるメモリリソースの量。 |
busyBoxInit
(非推奨)
次の表に、busyBoxInit
オブジェクトのプロパティを示します。
プロパティ | 説明 |
---|---|
busyBoxInit.image.pullPolicy |
非推奨。
バージョン: 1.0.0 デフォルト値: kubelet が Pod の Docker イメージをいつ pull するかを指定します。有効な値は次のとおりです。
詳細については、イメージの更新をご覧ください。 |
busyBoxInit.image.tag |
非推奨。
バージョン: 1.0.0 デフォルト値: このサービスの Docker イメージのバージョン ラベル。 |
busyBoxInit.image.url |
非推奨。
バージョン: 1.0.0 デフォルト値: このサービスの Docker イメージの場所。 |
cassandra
ランタイム データ リポジトリを管理するハイブリッド サービスを定義します。このリポジトリには、アプリケーションの構成、分散割り当てカウンタ、API キー、ゲートウェイで実行されているアプリケーションの OAuth トークンが格納されます。
詳細については、Cassandra を構成するをご覧ください。
次の表に、cassandra
オブジェクトのプロパティを示します。
プロパティ | 説明 |
---|---|
cassandra.auth.admin.password |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: "iloveapis123" 必須 Cassandra 管理者のパスワード。管理ユーザーは、Cassandra クラスタで行われる管理アクティビティに使用されます。 |
cassandra.auth.ddl.password |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: "iloveapis123" 必須 Cassandra データ定義言語(DDL)ユーザーのパスワード。キースペースの作成、更新、削除などのデータ定義タスクのために MART によって使用されます。 |
cassandra.auth.default.password |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: 必須 認証が有効な場合に作成されるデフォルト Cassandra ユーザーのパスワード。このパスワードは、Cassandra 認証を構成するときに再設定する必要があります。詳細については、Cassandra 用の TLS の構成をご覧ください。 |
cassandra.auth.dml.password |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: "iloveapis123" 必須 Cassandra データ操作言語(DML)ユーザーのパスワード。DML ユーザーは、クライアントによる Cassandra からのデータの読み取りと Cassandra へのデータの書き込みに使用されます。 |
cassandra.auth.image.pullPolicy |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: kubelet が Pod の Docker イメージをいつ pull するかを指定します。有効な値は次のとおりです。
詳細については、イメージの更新をご覧ください。 |
cassandra.auth.image.tag |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: このサービスの Docker イメージのバージョン ラベル。 |
cassandra.auth.image.url |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: このサービスの Docker イメージの場所。 |
cassandra.backup.cloudProvider |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: バックアップが有効な場合は必須。 バックアップ ストレージのクラウド プロバイダ。 |
cassandra.backup.dbStorageBucket |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: なし バックアップが有効な場合は必須。 バックアップ データ用の Cloud Storage バケット。 |
cassandra.backup.enabled |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: データ バックアップはデフォルトでは有効になっていません。有効にするには、このプロパティを Cassandra のバックアップと復元をご覧ください。 |
cassandra.backup.image.pullPolicy |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: kubelet が Pod の Docker イメージをいつ pull するかを指定します。有効な値は次のとおりです。
詳細については、イメージの更新をご覧ください。 |
cassandra.backup.image.tag |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: このサービスの Docker イメージのバージョン ラベル。 |
cassandra.backup.image.url |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: このサービスの Docker イメージの場所。 |
cassandra.backup.schedule |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: cron ジョブのスケジュール。 Cassandra のバックアップと復元をご覧ください。 |
cassandra.backup.serviceAccountPath |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: なし バックアップが有効になっている場合は、backup.serviceAccountPath か backup.serviceAccountSecretRef のいずれかが必要です。 ストレージ オブジェクト管理者のロールを持つ Google サービス アカウント キーファイルのパス。 |
cassandra.backup.serviceAccountSecretRef |
バージョン: 1.2.0
デフォルト値: なし バックアップが有効になっている場合は、backup.serviceAccountPath か backup.serviceAccountSecretRef のいずれかが必要です。 Kubernetes Secret の名前。ストレージ オブジェクト管理者のロールを持つ Google サービス アカウント キーを入力として Secret を作成する必要があります。 |
cassandra.clusterName |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: Cassandra クラスタの名前を指定します。 |
cassandra.datacenter |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: Cassandra ノードのデータセンターを指定します。 |
cassandra.dnsPolicy |
バージョン: 1.1.1
デフォルト値: cassandra.hostNetwork を |
cassandra.externalSeedHost |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: なし Cassandra クラスタノードのホスト名または IP。設定されていない場合は、Kubernetes ローカル サービスが使用されます。 |
cassandra.heapNewSize |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: 新しいオブジェクトに割り当てられる JVM システムメモリの量(メガバイト単位)。 |
cassandra.hostNetwork |
バージョン: 1.1.1
デフォルト値: Anthos ベースのデプロイの場合は true に設定します。 |
cassandra.image.pullPolicy |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: kubelet が Pod の Docker イメージをいつ pull するかを指定します。有効な値は次のとおりです。
詳細については、イメージの更新をご覧ください。 |
cassandra.image.tag |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: このサービスの Docker イメージのバージョン ラベル。 |
cassandra.image.url |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: このサービスの Docker イメージの場所。 |
cassandra.maxHeapSize |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: Cassandra のオペレーションに使用可能な JVM システムメモリの上限(メガバイト単位)。 |
cassandra.multiRegionSeedHost |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: なし 既存のクラスタを新しいリージョンに拡張するために使用される既存の Cassandra クラスタの IP アドレス。マルチリージョン シードホストを構成するをご覧ください。 |
cassandra.nodeSelector.key |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: なし 必須
ノードセレクタを追加するをご覧ください。 |
cassandra.nodeSelector.value |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: なし
nodeSelector をご覧ください。 |
cassandra.port |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: Cassandra への接続に使用するポート番号。 |
cassandra.rack |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: Cassandra ノードのラックを指定します。 |
cassandra.readinessProbe.failureThreshold |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: Kubernetes が Pod を「準備未完了」とマークするための条件となる、Readiness Probe の失敗が確認された回数。最小値は 1 です。 |
cassandra.readinessProbe.initialDelaySeconds |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: コンテナが起動してから Readiness Probe が開始されるまでの秒数。 |
cassandra.readinessProbe.periodSeconds |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: Readiness Probe を実行する頻度を秒単位で指定します。最小値は 1 です。 |
cassandra.readinessProbe.successThreshold |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: 失敗した Readiness Probe が成功とみなされるために必要な最小の連続成功回数。最小値は 1 です。 |
cassandra.readinessProbe.timeoutSeconds |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: Liveness Probe がタイムアウトするまでの秒数。最小値は 1 です。 |
cassandra.replicaCount |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: Cassandra はレプリケートされるデータベースです。このプロパティは、StatefulSet として使用される Cassandra ノードの数を指定します。 |
cassandra.resources.requests.cpu |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: Kubernetes コンテナ内のリソースの通常の操作に必要な CPU(ミリコア単位)。 |
cassandra.resources.requests.memory |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: Kubernetes コンテナ内のリソースの通常の操作に必要なメモリ(MiB 単位)。 |
cassandra.restore.cloudProvider |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: 復元が有効な場合は必須。 バックアップ ストレージのクラウド プロバイダ。 |
cassandra.restore.dbStorageBucket |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: なし 復元が有効な場合は必須。 復元するバックアップ データの Cloud Storage バケット。 |
cassandra.restore.enabled |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: |
cassandra.restore.image.pullPolicy |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: kubelet が Pod の Docker イメージをいつ pull するかを指定します。有効な値は次のとおりです。
詳細については、イメージの更新をご覧ください。 |
cassandra.restore.image.tag |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: このサービスの Docker イメージのバージョン ラベル。 |
cassandra.restore.image.url |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: このサービスの Docker イメージの場所。 |
cassandra.restore.serviceAccountPath |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: なし 復元が有効になっている場合は、restore.serviceAccountPath か restore.serviceAccountSecretRef のいずれかが必要です。 ストレージ オブジェクト管理者のロールを持つ Google サービス アカウント キーファイルのパス。 |
cassandra.restore.serviceAccountSecretRef |
バージョン: 1.2.0
デフォルト値: なし 復元が有効になっている場合は、restore.serviceAccountPath か restore.serviceAccountSecretRef のいずれかが必要です。 Kubernetes Secret の名前。ストレージ オブジェクト管理者のロールを持つ Google サービス アカウント キーを入力として Secret を作成する必要があります。 |
cassandra.restore.snapshotTimestamp |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: なし 復元が有効な場合は必須。 復元するバックアップのタイムスタンプ。 |
cassandra.storage.capacity |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: storage.storageClass が指定されている場合は必須 ディスクサイズを MiB 単位で指定します。 |
cassandra.storage.storageClass |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: なし 使用するオンプレミス ストレージのクラスを指定します。 |
cassandra.terminationGracePeriodSeconds |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: Pod の削除リクエストから実際に Pod が強制終了されるまでの時間(秒単位)。この期間中に停止前フックが実行され、動作中のすべてのプロセスが正常に終了します。 |
defaults
Apigee ハイブリッド インストール環境のデフォルトの暗号鍵。
次の表に、defaults
オブジェクトのプロパティを示します。
プロパティ | 説明 |
---|---|
defaults.org.kmsEncryptionKey |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: 組織のデフォルトの KMS 暗号鍵。 |
defaults.org.kvmEncryptionKey |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: 組織のデフォルトの KVM 暗号鍵。 |
defaults.env.kmsEncryptionKey |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: 環境(env)のデフォルトの KMS 暗号鍵。 |
defaults.env.kvmEncryptionKey |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: 環境(env)のデフォルトの KVM 暗号鍵。 |
defaults.env.cacheEncryptionKey |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: 環境(env)のデフォルトのキャッシュ暗号鍵。 |
envs
API プロキシをデプロイできる環境の配列を定義します。各環境は、API プロキシを実行するための分離されたコンテキスト、すなわち「サンドボックス」を提供します。
ハイブリッド対応組織には少なくとも 1 つの環境が必要です。
詳細については、環境を構成するをご覧ください。
次の表に、envs
オブジェクトのプロパティを示します。
プロパティ | 説明 |
---|---|
envs[].cacheEncryptionKey |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: なし cacheEncryptionKey、cacheEncryptionPath、cacheEncryptionSecret のいずれかが必要です。 Base64 でエンコードされた暗号鍵。データ暗号化をご覧ください。 |
envs[].cacheEncryptionPath |
バージョン: 1.2.0
デフォルト値: なし cacheEncryptionKey、cacheEncryptionPath、cacheEncryptionSecret のいずれかが必要です。 Base64 でエンコードされた暗号鍵を含むファイルのパス。データ暗号化をご覧ください。 |
envs[].cacheEncryptionSecret.key |
バージョン: 1.2.0
デフォルト値: なし cacheEncryptionKey、cacheEncryptionPath、cacheEncryptionSecret のいずれかが必要です。 Base64 でエンコードされた暗号鍵を含む Kubernetes Secret の鍵。データ暗号化をご覧ください。 |
envs[].cacheEncryptionSecret.name |
バージョン: 1.2.0
デフォルト値: なし cacheEncryptionKey、cacheEncryptionPath、cacheEncryptionSecret のいずれかが必要です。 Base64 でエンコードされた暗号鍵を含む Kubernetes Secret の名前。データ暗号化をご覧ください。 |
envs[].httpProxy.scheme |
バージョン: 1.2.0
デフォルト値: なし HTTP プロキシのタイプを HTTP または HTTPS として指定します。デフォルトでは、「HTTP」が使用されます。 |
envs[].httpProxy.host |
バージョン: 1.2.0
デフォルト値: なし HTTP プロキシが動作しているホストの名前または IP アドレスを指定します。 |
envs[].httpProxy.port |
バージョン: 1.2.0
デフォルト値: なし HTTP プロキシが動作しているポートを指定します。このプロパティを省略すると、HTTP の場合はポート 80、HTTPS の場合はポート 443 がデフォルトで使用されます。 |
envs[].httpProxy.username |
バージョン: 1.2.0
デフォルト値: なし HTTP プロキシで Basic 認証が必要な場合、このプロパティを使用してユーザー名を指定します。 |
envs[].httpProxy.password |
バージョン: 1.2.0
デフォルト値: なし HTTP プロキシで Basic 認証が必要な場合、このプロパティを使用してパスワードを指定します。 |
envs[].kmsEncryptionKey |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: なし kmsEncryptionKey、kmsEncryptionPath、kmsEncryptionSecret のいずれかが必要です。 Apigee KMS データの暗号鍵のローカル ファイル システム上のパス。 |
envs[].kmsEncryptionPath |
バージョン: 1.2.0
デフォルト値: なし kmsEncryptionKey、kmsEncryptionPath、kmsEncryptionSecret のいずれかが必要です。 Base64 でエンコードされた暗号鍵を含むファイルのパス。データ暗号化をご覧ください。 |
envs[].kmsEncryptionSecret.key |
バージョン: 1.2.0
デフォルト値: なし kmsEncryptionKey、kmsEncryptionPath、kmsEncryptionSecret のいずれかが必要です。 Base64 でエンコードされた暗号鍵を含む Kubernetes Secret の鍵。データ暗号化をご覧ください。 |
envs[].kmsEncryptionSecret.name |
バージョン: 1.2.0
デフォルト値: なし kmsEncryptionKey、kmsEncryptionPath、kmsEncryptionSecret のいずれかが必要です。 Base64 でエンコードされた暗号鍵を含む Kubernetes Secret の名前。データ暗号化をご覧ください。 |
envs[].name |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: なし 必須 同期する Apigee 環境名。 |
envs[].pollInterval |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: なし 組織および環境との同期をとるために変更をポーリングする間隔(秒単位)。 |
envs[].port |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: なし HTTPS トラフィックの TCP ポート番号。 |
envs[].serviceAccountPaths.synchronizer |
バージョン: 一般提供
デフォルト値: なし Apigee Synchronizer 管理者のロールを持つ Google サービス アカウント キーを含むファイルのローカル システム上のパス。 |
envs[].serviceAccountPaths.udca |
バージョン: 一般提供
デフォルト値: なし Apigee Analytic エージェントのロールを持つ Google サービス アカウント キーを含むファイルのローカル システム上のパス。 |
envs[].serviceAccountSecretRefs.synchronizer |
バージョン: 1.2.0
デフォルト値: なし Kubernetes Secret の名前。Apigee Synchronizer 管理者のロールを持つ Google サービス アカウント キーを入力として Secret を作成する必要があります。 |
envs[].serviceAccountSecretRefs.udca |
バージョン: 1.2.0
デフォルト値: なし Kubernetes Secret の名前。Apigee Analytic エージェントのロールを持つ Google サービス アカウント キーを入力として Secret を作成する必要があります。 |
gcp
apigee-logger
と apigee-metrics
がデータを push する GCP のプロジェクト ID とリージョンを識別します。
次の表に、gcp
オブジェクトのプロパティを示します。
プロパティ | 説明 |
---|---|
gcp.region |
バージョン: 1.2.0
デフォルト値: なし
|
gcp.projectID |
バージョン: 1.2.0
デフォルト値: なし
|
httpProxy
httpProxy
は、HTTP 転送プロキシ サーバーの構成パラメータを提供します。overrides.yaml で構成されている場合、MART、Synchronizer、UDCA コンポーネントのインターネット通信はすべて、プロキシ サーバーを通過します。
MART、Synchronizer、UDCA もご覧ください。
次の表に、httpProxy
オブジェクトのプロパティを示します。
プロパティ | 説明 |
---|---|
httpProxy.host |
バージョン: 1.1.1
デフォルト値: なし HTTP プロキシのホスト名。 |
httpProxy.port |
バージョン: 1.1.1
デフォルト値: なし HTTP プロキシのポート。 |
httpProxy.scheme |
バージョン: 1.1.1
デフォルト値: プロキシで使用されるスキーム。値は |
ingress
Ingress は Istio Ingress ゲートウェイをインスタンス化したものです。クラスタ外に公開するサービスを指定するために使用されます。ハイブリッド ランタイムのインストールでは、次の 2 つのランタイム コンポーネント用に Ingress オブジェクトが作成されます。
- runtime
- MART
関連情報:
- Ingress ゲートウェイ(Istio ドキュメント)
- Istio Ingress ゲートウェイの追加(GCP ドキュメント)
- Apigee の istio オブジェクト
- MART オブジェクト
- runtime オブジェクト
次の表に、ingress
オブジェクトのプロパティを示します。
プロパティ | 説明 |
---|---|
ingress.enableAccesslog |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: Ingress アクセスログを有効または無効にします。デフォルトでは無効になっています。 |
ingress.envoyHeaders.headers |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: なし Envoy ヘッダーのリスト。 |
ingress.envoyHeaders.preserved |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: Envoy のヘッダーを保持するかどうかを決定します。デフォルトでは保持されません。 |
ingress.httpsRedirect |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: すべての受信トラフィックに対する HTTPS 自動リダイレクトを有効または無効にします。 |
ingress.mart.loadBalancerIP |
バージョン: 1.1.1
デフォルト値: MART ロードバランサの IP アドレス。 |
ingress.minTLSProtocolVersion |
バージョン: 1.2.0
デフォルト値: Ingress の最小 TLS バージョンを設定できます。有効な値は 1.0、1.1、1.2、1.3 です。 |
ingress.maxTLSProtocolVersion |
バージョン: 1.2.0
デフォルト値: Ingress の最大 TLS バージョンを設定できます。有効な値は 1.0、1.1、1.2、1.3 です。 |
ingress.runtime.loadBalancerIP |
バージョン: 1.1.1
デフォルト値: apigee-runtime オブジェクトのロードバランサの IP アドレス。 |
ingress.serviceType |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: 外部トラフィックの内部サービスへのルーティングに使用されるサービスのタイプ。 有効な値は次のとおりです。
|
istio
Google Cloud Platform(GCP)における Istio の実装は既存の Apigee インスタンスの上層に存在するサービス メッシュであり、Apigee インスタンスとロギング プラットフォーム、テレメトリー、ポリシー システムとの統合に寄与します。
GCP の Istio に関するドキュメントと Istio とはもご覧ください。
次の表に、istio
オブジェクトのプロパティを示します。
プロパティ | 説明 |
---|---|
istio.ingressgateway.replicaCountMax |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: 5 必須 Istio Ingress ゲートウェイのレプリカの許容される最大数。 詳細については、以下をご覧ください。
|
istio.ingressgateway.replicaCountMin |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: 1 必須 Istio Ingress ゲートウェイのレプリカの最低限必要な数。 詳細については、以下をご覧ください。
|
istio.ingressgateway.resources.requests.cpu |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: 100m 必須 Ingress コントローラに割り当てられる、ゲートウェイが最適に動作するために必要な CPU リソース。 詳細については、以下をご覧ください。
|
istio.ingressgateway.resources.requests.memory |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: 128Mi Ingress コントローラに割り当てられる、ゲートウェイが最適に動作するために必要なメモリリソース。 |
istio.nodeSelector.key |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: なし
|
istio.nodeSelector.value |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: なし
|
istio.pilot.replicaCountMax |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: 5 必須
Istio ドキュメントのパイロット: コア トラフィック管理をご覧ください。 |
istio.pilot.replicaCountMin |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: 1 必須
Istio ドキュメントのパイロット: コア トラフィック管理をご覧ください。 |
istio.pilot.resources.requests.cpu |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: 500m 必須 パイロット プロセスに割り当てられる、ゲートウェイが最適に動作するために必要な CPU リソース。 詳細については、以下をご覧ください。
|
istio.pilot.resources.requests.memory |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: 2048Mi パイロット プロセスに割り当てられる、ゲートウェイが最適に動作するために必要なメモリリソース。 詳細については、以下をご覧ください。
|
k8sCluster
ハイブリッド ランタイムがインストールされている Kubernetes クラスタを識別します。
次の表に、k8sCluster
オブジェクトのプロパティを示します。
プロパティ | 説明 |
---|---|
k8sCluster.name |
バージョン: 1.2.0
デフォルト値: なし ハイブリッド ランタイムがインストールされている Kubernetes クラスタの名前。 |
k8sCluster.region |
バージョン: 1.2.0
デフォルト値: なし Kubernetes クラスタが作成された GCP リージョンを識別します。 |
logger
オペレーション ログを管理するサービスを定義します。この情報は、Kubernetes クラスタで実行されるすべての Apigee ハイブリッド サービスから出力されます。
詳細については、ロギングをご覧ください。
次の表に、logger
オブジェクトのプロパティを示します。
プロパティ | 説明 |
---|---|
logger.enabled |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: クラスタでのロギングを有効または無効にします。GKE 以外の場合は |
logger.fluentd.buffer_chunk_limit |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: バッファ チャンクの許容される最大サイズ(キロバイト単位)。この上限を超えるチャンクは出力キューに自動的にフラッシュされます。 |
logger.fluentd.buffer_queue_limit |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: 出力キューの最大長。デフォルトの上限は 256 チャンクです。 |
logger.fluentd.flush_interval |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: 次のバッファ フラッシュを呼び出すまでの待機時間(秒単位)。 |
logger.fluentd.max_retry_wait |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: 書き込み再試行の最大間隔(秒単位)。 |
logger.fluentd.num_threads |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: バッファのフラッシュに使用されるスレッドの数。デフォルトは 1 です。 |
logger.image.pullPolicy |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: kubelet が Pod の Docker イメージをいつ pull するかを指定します。有効な値は次のとおりです。
詳細については、イメージの更新をご覧ください。 |
logger.image.tag |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: このサービスの Docker イメージのバージョン ラベル。 |
logger.image.url |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: このサービスの Docker イメージの場所。 |
logger.livenessProbe.failureThreshold |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: Kubernetes がコンテナを再起動するための条件となる、Liveness Probe の失敗が確認された回数。最小値は 1 です。 |
logger.livenessProbe.initialDelaySeconds |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: コンテナが起動してから Liveness Probe が開始されるまでの秒数。 |
logger.livenessProbe.periodSeconds |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: Liveness Probe を実行する頻度を秒単位で指定します。最小値は 1 です。 |
logger.livenessProbe.successThreshold |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: 失敗した Liveness Probe が成功とみなされるために必要な最小の連続成功回数。最小値は 1 です。 |
logger.livenessProbe.timeoutSeconds |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: Liveness Probe がタイムアウトするまでの秒数。最小値は 1 です。 |
logger.nodeSelector.key |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: 必須
ノードセレクタを追加するをご覧ください。 |
logger.nodeSelector.value |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: 必須
ノードセレクタを追加するをご覧ください。 |
logger.proxyURL |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: なし ユーザーのプロキシ サーバーの URL。 |
logger.resource.limits.memory |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: Kubernetes コンテナ内のリソースのメモリ上限(MiB 単位)。
|
logger.resource.limits.cpu |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: Kubernetes コンテナ内のリソースの CPU 上限(ミリコア単位)。
|
logger.resource.requests.cpu |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: Kubernetes コンテナ内のリソースの通常の操作に必要な CPU(ミリコア単位)。 |
logger.resource.requests.memory |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: Kubernetes コンテナ内のリソースの通常の操作に必要なメモリ(MiB 単位)。 |
logger.serviceAccountPath |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: なし serviceAccountPath か serviceAccountSecretRef のいずれかが必要です。 ログ書き込みのロールを持つ Google サービス アカウント キーファイルのパス。 |
logger.serviceAccountSecretRef |
バージョン: 1.2.0
デフォルト値: なし serviceAccountPath か serviceAccountSecretRef のいずれかが必要です。 Kubernetes Secret の名前。ログ書き込みのロールを持つ Google サービス アカウント キーを入力として Secret を作成する必要があります。 |
logger.terminationGracePeriodSeconds |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: Pod の削除リクエストから実際に Pod が強制終了されるまでの時間(秒単位)。この期間中に停止前フックが実行され、動作中のすべてのプロセスが正常に終了します。 |
mart
MART(Management API for RunTime データ)サービスを定義します。MART はパブリック Apigee API の API プロバイダとして機能します。ユーザーはこのサービスを介して KMS(API キーと OAuth トークン)、KVM、割り当て、API プロダクトなどのランタイム データ エンティティにアクセスし、これらを管理できます。
次の表に、mart
オブジェクトのプロパティを示します。
プロパティ | 説明 |
---|---|
mart.hostAlias |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: なし この MART オブジェクトを指すホスト エイリアス。このプロパティは |
mart.image.pullPolicy |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: kubelet が Pod の Docker イメージをいつ pull するかを指定します。有効な値は次のとおりです。
詳細については、イメージの更新をご覧ください。 |
mart.image.tag |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: このサービスの Docker イメージのバージョン ラベル。 |
mart.image.url |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: このサービスの Docker イメージの場所。具体的な URL については、values.yaml ファイルで確認してください。その値をオーバーライドできます。 |
mart.initCheckCF.resources.requests.cpu |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: Cloud Foundry プロセスの初期化チェックに割り当てられる CPU リソースの量。 |
mart.livenessProbe.failureThreshold |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: Kubernetes がコンテナを再起動するための条件となる、Liveness Probe の失敗が確認された回数。最小値は 1 です。 |
mart.livenessProbe.initialDelaySeconds |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: コンテナが起動してから Liveness Probe が開始されるまでの秒数。 |
mart.livenessProbe.periodSeconds |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: Liveness Probe を実行する頻度を秒単位で指定します。最小値は 1 です。 |
mart.livenessProbe.timeoutSeconds |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: Liveness Probe がタイムアウトするまでの秒数。最小値は 1 です。 |
mart.metricsURL |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: |
mart.nodeSelector.key |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: なし
ノードセレクタを追加するをご覧ください。 |
mart.nodeSelector.value |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: なし
ノードセレクタを追加するをご覧ください。 |
mart.readinessProbe.failureThreshold |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: Kubernetes が Pod を「準備未完了」とマークするための条件となる、Readiness Probe の失敗が確認された回数。最小値は 1 です。 |
mart.readinessProbe.initialDelaySeconds |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: コンテナが起動してから Readiness Probe が開始されるまでの秒数。 |
mart.readinessProbe.periodSeconds |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: Readiness Probe を実行する頻度を秒単位で指定します。最小値は 1 です。 |
mart.readinessProbe.successThreshold |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: 失敗した Readiness Probe が成功とみなされるために必要な最小の連続成功回数。最小値は 1 です。 |
mart.readinessProbe.timeoutSeconds |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: Liveness Probe がタイムアウトするまでの秒数。最小値は 1 です。 |
mart.replicaCountMax |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: 自動スケーリングに使用できるレプリカの最大数。 |
mart.replicaCountMin |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: 自動スケーリングに使用できるレプリカの最小数。 |
mart.resources.requests.cpu |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: Kubernetes コンテナ内のリソースの通常の操作に必要な CPU(ミリコア単位)。 |
mart.resources.requests.memory |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: Kubernetes コンテナ内のリソースの通常の操作に必要なメモリ(MiB 単位)。 |
mart.serviceAccountPath |
バージョン: 1.1.1
デフォルト値: なし serviceAccountPath か serviceAccountSecretRef のいずれかが必要です。 ロールなしの Google サービス アカウント キーファイルのパス。 |
mart.serviceAccountSecretRef |
バージョン: 1.2.0
デフォルト値: なし serviceAccountPath か serviceAccountSecretRef のいずれかが必要です。 Kubernetes Secret の名前。ロールなしの Google サービス アカウント キーを入力として Secret を作成する必要があります。 |
mart.sslCertPath |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: なし SSL 証明書を Secret に読み込んでエンコードするためのローカル ファイル システム上のパス。 |
mart.sslKeyPath |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: なし SSL 鍵を Secret に読み込んでエンコードするためのローカル ファイル システム上のパス。 |
mart.sslSecret |
バージョン: 1.2.0
デフォルト値: なし 必須 Kubernetes Secret の名前。TLS 証明書と鍵データを入力として Secret を作成する必要があります。 |
mart.targetCPUUtilizationPercentage |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: Pod 上の MART プロセスのターゲット CPU 使用率。CPU 使用率がこのフィールドの値に達すると、MART が( |
mart.terminationGracePeriodSeconds |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: Pod の削除リクエストから実際に Pod が強制終了されるまでの時間(秒単位)。この期間中に停止前フックが実行され、動作中のすべてのプロセスが正常に終了します。 |
metrics
オペレーション指標を収集するサービスを定義します。この指標データは、ハイブリッド サービスの状態のモニタリングやアラートの設定に使用できます。
詳細については、指標の収集の概要をご覧ください。
次の表に、metrics
オブジェクトのプロパティを示します。
プロパティ | 説明 |
---|---|
metrics.enabled |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: Apigee の指標を有効にします。 |
metrics.nodeSelector.key |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: なし 必須
ノードセレクタを追加するをご覧ください。 |
metrics.nodeSelector.value |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: なし 必須
ノードセレクタを追加するをご覧ください。 |
metrics.prometheus.args.storage_tsdb_retention |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: Prometheus がローカル ストレージにデータを保持する時間(時間単位)。 |
metrics.prometheus.containerPort |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: Prometheus 指標サービスに接続するためのポート。 |
metrics.prometheus.image.pullPolicy |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: kubelet が Pod の Docker イメージをいつ pull するかを指定します。有効な値は次のとおりです。
詳細については、イメージの更新をご覧ください。 |
metrics.prometheus.image.tag |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: このサービスの Docker イメージのバージョン ラベル。 |
metrics.prometheus.image.url |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: このサービスの Docker イメージの場所。 |
metrics.prometheus.livenessProbe.failureThreshold |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: Kubernetes がコンテナを再起動するための条件となる、Liveness Probe の失敗が確認された回数。最小値は 1 です。 |
metrics.prometheus.livenessProbe.periodSeconds |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: Liveness Probe を実行する頻度を秒単位で指定します。最小値は 1 です。 |
metrics.prometheus.livenessProbe.timeoutSeconds |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: Liveness Probe がタイムアウトするまでの秒数。最小値は 1 です。 |
metrics.prometheus.readinessProbe.failureThreshold |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: Kubernetes が Pod を「準備未完了」とマークするための条件となる、Readiness Probe の失敗が確認された回数。最小値は 1 です。 |
metrics.prometheus.readinessProbe.periodSeconds |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: Readiness Probe を実行する頻度を秒単位で指定します。最小値は 1 です。 |
metrics.prometheus.readinessProbe.timeoutSeconds |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: Liveness Probe がタイムアウトするまでの秒数。最小値は 1 です。 |
metrics.proxyURL |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: なし Kubernetes クラスタ内の指標プロセス サイドカー プロキシの URL。 |
metrics.resources.limits.cpu |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: Kubernetes コンテナ内のリソースの CPU 上限(ミリコア単位)。
|
metrics.resources.limits.memory |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: Kubernetes コンテナ内のリソースのメモリ上限(MiB 単位)。
|
metrics.resources.requests.cpu |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: Kubernetes コンテナ内のリソースの通常の操作に必要な CPU(ミリコア単位)。 |
metrics.resources.requests.memory |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: Kubernetes コンテナ内のリソースの通常の操作に必要なメモリ(MiB 単位)。 |
metrics.sdSidecar.containerPort |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: Stackdriver 指標サービスに接続するためのポート。 |
metrics.sdSidecar.image.pullPolicy |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: kubelet がこのサービスの Docker イメージをいつ pull するかを指定します。有効な値は次のとおりです。
|
metrics.sdSidecar.image.tag |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: このサービスの Docker イメージのバージョン ラベル。 |
metrics.sdSidecar.image.url |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: このサービスの Docker イメージの場所。 |
metrics.serviceAccountPath |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: なし serviceAccountPath か serviceAccountSecretRef のいずれかが必要です。 モニタリング指標の書き込みのロールを持つ Google サービス アカウント キーファイルのパス。 |
metrics.serviceAccountSecretRef |
バージョン: 1.2.0
デフォルト値: なし serviceAccountPath か serviceAccountSecretRef のいずれかが必要です。 Kubernetes Secret の名前。モニタリング指標の書き込みのロールを持つ Google サービス アカウント キーを入力として Secret を作成する必要があります。 |
metrics.terminationGracePeriodSeconds |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: Pod の削除リクエストから実際に Pod が強制終了されるまでの時間(秒単位)。この期間中に停止前フックが実行され、動作中のすべてのプロセスが正常に終了します。 |
nodeSelector
nodeSelector オブジェクトは Apigee インスタンスのノードを定義します。apigeectl が実行されると、内部で apigeeRuntime および apigeeData のラベルの Key-Value が個々の Istio コンポーネントおよび MART コンポーネントにマッピングされます。個々のオブジェクトに関するこの設定は、istio:nodeSelector プロパティと mart:nodeSelector プロパティでオーバーライドできます。
次の表に、nodeSelector
オブジェクトのプロパティを示します。
プロパティ | 説明 |
---|---|
nodeSelector.apigeeData.key |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: "cloud.google.com/gke-nodepool" ApigeeData は Cassandra データベース用のノードです。これは、Apigee サービスのデータを処理する Kubernetes ノードを選択するためのノードセレクタ ラベルのキーです。 ノードセレクタを追加するをご覧ください。 |
nodeSelector.apigeeData.value |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: "apigee-data" apigee-data は Cassandra データベース用のノードです。これは、Apigee サービスのデータを処理する Kubernetes ノードを選択するためのノードセレクタ ラベルの値です。 ノードセレクタを追加するをご覧ください。 |
nodeSelector.apigeeRuntime.key |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: "cloud.google.com/gke-nodepool" Apigee Runtime はプロジェクトのランタイム環境用のノードです。これは、Apigee ランタイム サービス用の Kubernetes ノードを選択するためのノードセレクタ ラベルのキーです。 ノードセレクタを追加するをご覧ください。 |
nodeSelector.apigeeRuntime.value |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: "apigee-runtime" apigee-runtime はプロジェクトのランタイム環境用のノードです。これは、Apigee ランタイム サービス用の Kubernetes ノードを選択するためのノードセレクタ ラベルの値です。 ノードセレクタを追加するをご覧ください。 |
nodeSelector.requiredForScheduling |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: false
本番環境では、 ノードセレクタを追加するをご覧ください。 |
runtime
次の表に、runtime
オブジェクトのプロパティを示します。
プロパティ | 説明 |
---|---|
runtime.image.pullPolicy |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: kubelet が Pod の Docker イメージをいつ pull するかを指定します。有効な値は次のとおりです。
詳細については、イメージの更新をご覧ください。 |
runtime.image.tag |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: このサービスの Docker イメージのバージョン ラベル。 |
runtime.image.url |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: インストール環境のイメージ リソースの URL(例: このサービスの Docker イメージの場所。 |
runtime.livenessProbe.failureThreshold |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: Kubernetes がコンテナを再起動するための条件となる、Liveness Probe の失敗が確認された回数。最小値は 1 です。 |
runtime.livenessProbe.initialDelaySeconds |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: コンテナが起動してから Liveness Probe が開始されるまでの秒数。 |
runtime.livenessProbe.periodSeconds |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: Liveness Probe を実行する頻度を秒単位で指定します。最小値は 1 です。 |
runtime.livenessProbe.timeoutSeconds |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: Liveness Probe がタイムアウトするまでの秒数。最小値は 1 です。 |
runtime.nodeSelector.key |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: なし
nodeSelector プロパティをご覧ください。 |
runtime.nodeSelector.value |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: なし
ノードセレクタを追加するをご覧ください。 |
runtime.readinessProbe.failureThreshold |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: Kubernetes が Pod を「準備未完了」とマークするための条件となる、Readiness Probe の失敗が確認された回数。最小値は 1 です。 |
runtime.readinessProbe.initialDelaySeconds |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: コンテナが起動してから Readiness Probe が開始されるまでの秒数。 |
runtime.readinessProbe.periodSeconds |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: Readiness Probe を実行する頻度を秒単位で指定します。最小値は 1 です。 |
runtime.readinessProbe.successThreshold |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: 失敗した Readiness Probe が成功とみなされるために必要な最小の連続成功回数。最小値は 1 です。 |
runtime.readinessProbe.timeoutSeconds |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: Liveness Probe がタイムアウトするまでの秒数。最小値は 1 です。 |
runtime.replicaCountMax |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: 自動スケーリングに使用できるレプリカの最大数。 |
runtime.replicaCountMin |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: 自動スケーリングに使用できるレプリカの最小数。 |
runtime.resources.requests.cpu |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: Kubernetes コンテナ内のリソースの通常の操作に必要な CPU(ミリコア単位)。 |
runtime.resources.requests.memory |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: Kubernetes コンテナ内のリソースの通常の操作に必要なメモリ(MiB 単位)。 |
runtime.service.type |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: サービスのタイプ。これは ClusterIP 以外のサービスに設定できます(例: |
runtime.targetCPUUtilizationPercentage |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: Pod 上のランタイム プロセスのターゲット CPU 使用率。CPU 使用率がこのフィールドの値に達すると、ランタイムが( |
runtime.terminationGracePeriodSeconds |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: Pod の削除リクエストから実際に Pod が強制終了されるまでの時間(秒単位)。この期間中に停止前フックが実行され、動作中のすべてのプロセスが正常に終了します。 |
synchronizer
デプロイされた最新の API プロキシ バンドルに同期して Message Processor を最新の状態に維持します。そのために、Synchronizer は管理プレーンに対してポーリングを行い、新しい契約が検出されるとそれをランタイム プレーンに送信します。
詳細については、Synchronizer をご覧ください。
次の表に、synchronizer
オブジェクトのプロパティを示します。
プロパティ | 説明 |
---|---|
synchronizer.image.pullPolicy |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: kubelet が Pod の Docker イメージをいつ pull するかを指定します。有効な値は次のとおりです。
詳細については、イメージの更新をご覧ください。 |
synchronizer.image.tag |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: このサービスの Docker イメージのバージョン ラベル。 |
synchronizer.image.url |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: このサービスの Docker イメージの場所。 |
synchronizer.livenessProbe.failureThreshold |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: Kubernetes がコンテナを再起動するための条件となる、Liveness Probe の失敗が確認された回数。最小値は 1 です。 |
synchronizer.livenessProbe.initialDelaySeconds |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: コンテナが起動してから Liveness Probe が開始されるまでの秒数。 |
synchronizer.livenessProbe.periodSeconds |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: Liveness Probe を実行する頻度を秒単位で指定します。最小値は 1 です。 |
synchronizer.livenessProbe.timeoutSeconds |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: Liveness Probe がタイムアウトするまでの秒数。最小値は 1 です。 |
synchronizer.nodeSelector.key |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: なし 必須
nodeSelector をご覧ください。 |
synchronizer.nodeSelector.value |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: なし
nodeSelector をご覧ください。 |
synchronizer.pollInterval |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: Synchronizer がポーリングを行う間隔。Synchronizer は Apigee コントロール プレーン サービスに対してポーリングを行い、新しいランタイム契約が検出されるとそれを pull します。 |
synchronizer.readinessProbe.failureThreshold |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: Kubernetes が Pod を「準備未完了」とマークするための条件となる、Readiness Probe の失敗が確認された回数。最小値は 1 です。 |
synchronizer.readinessProbe.initialDelaySeconds |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: コンテナが起動してから Readiness Probe が開始されるまでの秒数。 |
synchronizer.readinessProbe.periodSeconds |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: Readiness Probe を実行する頻度を秒単位で指定します。最小値は 1 です。 |
synchronizer.readinessProbe.successThreshold |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: 失敗した Readiness Probe が成功とみなされるために必要な最小の連続成功回数。最小値は 1 です。 |
synchronizer.readinessProbe.timeoutSeconds |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: Liveness Probe がタイムアウトするまでの秒数。最小値は 1 です。 |
synchronizer.replicaCount |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: 自動スケーリングに使用されるレプリカの数。 |
synchronizer.resources.requests.cpu |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: Kubernetes コンテナ内のリソースの通常の操作に必要な CPU(ミリコア単位)。 |
synchronizer.resources.requests.memory |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: Kubernetes コンテナ内のリソースの通常の操作に必要なメモリ(ギガバイト単位)。 |
synchronizer.serviceAccountPath |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: なし serviceAccountPath か serviceAccountSecretRef のいずれかが必要です。 Apigee Synchronizer 管理者のロールを持つ Google サービス アカウント キーファイルのパス。 |
synchronizer.serviceAccountSecretRef |
バージョン: 1.2.0
デフォルト値: なし serviceAccountPath か serviceAccountSecretRef のいずれかが必要です。 Kubernetes Secret の名前。Apigee Synchronizer 管理者のロールを持つ Google サービス アカウント キーを入力として Secret を作成する必要があります。 |
synchronizer.targetCPUUtilizationPercentage |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値:
Pod 上の Synchronizer プロセスのターゲット CPU 使用率。CPU 使用率がこのフィールドの値に達すると、Synchronizer が( |
synchronizer.terminationGracePeriodSeconds |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: Pod の削除リクエストから実際に Pod が強制終了されるまでの時間(秒単位)。この期間中に停止前フックが実行され、動作中のすべてのプロセスが正常に終了します。 |
udca
(Universal Data Collection Agent)ランタイム プレーンのデータ収集 Pod で実行されるサービスを定義します。このサービスは、アナリティクスとデプロイのステータス データを抽出して Unified Analytics Platform(UAP)に送信します。
詳細については、アナリティクスとデプロイのステータス データの収集をご覧ください。
次の表に、udca
オブジェクトのプロパティを示します。
プロパティ | 説明 |
---|---|
udca.fluentd.image.pullPolicy |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: kubelet が Pod の Docker イメージをいつ pull するかを指定します。有効な値は次のとおりです。
詳細については、イメージの更新をご覧ください。 |
udca.fluentd.image.tag |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: このサービスの Docker イメージのバージョン ラベル。 |
udca.fluentd.image.url |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: このサービスの Docker イメージの場所。 |
udca.fluentd.resource.limits.memory |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: Kubernetes コンテナ内のリソースのメモリ上限(MiB 単位)。
|
udca.fluentd.resource.requests.cpu |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: Kubernetes コンテナ内のリソースの通常の操作に必要な CPU(ミリコア単位)。 |
udca.fluentd.resource.requests.memory |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: Kubernetes コンテナ内のリソースの通常の操作に必要なメモリ(MiB 単位)。 |
udca.image.pullPolicy |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: IfNotPresent kubelet が Pod の Docker イメージをいつ pull するかを指定します。有効な値は次のとおりです。
詳細については、イメージの更新をご覧ください。 |
udca.image.tag |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: このサービスの Docker イメージのバージョン ラベル。 |
udca.image.url |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: このサービスの Docker イメージの場所。 |
udca.jvmXms |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: データ収集 Pod の JVM の初期メモリ量。 |
udca.jvmXmx |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: データ収集 Pod の JVM の最大メモリ割り当て量。 |
udca.livenessProbe.failureThreshold |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: Kubernetes がコンテナを再起動するための条件となる、Liveness Probe の失敗が確認された回数。最小値は 1 です。 |
udca.livenessProbe.initialDelaySeconds |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: コンテナが起動してから Liveness Probe が開始されるまでの秒数。 |
udca.livenessProbe.periodSeconds |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: Liveness Probe を実行する頻度を秒単位で指定します。最小値は 1 です。 |
udca.livenessProbe.timeoutSeconds |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: Liveness Probe がタイムアウトするまでの秒数。最小値は 1 です。 |
udca.nodeSelector.key |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: なし 必須
ノードセレクタを追加するをご覧ください。 |
udca.nodeSelector.value |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: なし 必須
ノードセレクタを追加するをご覧ください。 |
udca.pollingIntervalInSec |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: UDCA がポーリングを行う間隔(秒単位)。UDCA は、データ収集 Pod のファイル システム上のデータ ディレクトリをポーリングして、アップロードする新しいファイルを検出します。 |
prometheus.sslCertPath |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: なし 必須 Prometheus 指標収集プロセス用の SSL 証明書のパス。Prometheus は、Apigee の指標の収集と処理に使用できるツールです。 詳細については、以下をご覧ください。
|
prometheus.sslKeyPath |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: なし 必須 Prometheus 指標収集プロセス用の SSL 鍵のパス。Prometheus は、Apigee の指標の収集と処理に使用できるツールです。 詳細については、以下をご覧ください。
|
udca.replicaCountMax |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: 自動的に追加できる UDCA Deployment 用の Pod の最大数。UDCA は ReplicaSet として実装されているため、これらの Pod はレプリカです。 |
udca.replicaCountMin |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: UDCA Deployment 用の Pod の最小数。UDCA は ReplicaSet として実装されているため、これらの Pod はレプリカです。 CPU 使用率が udca.targetCPUUtilizationPercentage を超えると、Pod の数が徐々に( |
udca.resource.requests.cpu |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: Kubernetes コンテナ内のリソースの通常の操作に必要な CPU(ミリコア単位)。 |
udca.revision |
バージョン: 1
デフォルト値: カナリア デプロイを有効にするためにラベルに挿入される静的な値。 |
udca.serviceAccountPath |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: なし serviceAccountPath か serviceAccountSecretRef のいずれかが必要です。 Apigee Analytics エージェントのロールを持つ Google サービス アカウント キーファイルのパス。 |
udca.serviceAccountSecretRef |
バージョン: 1.2.0
デフォルト値: なし serviceAccountPath か serviceAccountSecretRef のいずれかが必要です。 Kubernetes Secret の名前。Apigee Analytics エージェントのロールを持つ Google サービス アカウント キーを入力として Secret を作成する必要があります。 |
udca.targetCPUUtilizationPercentage |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: ReplicaSet 内の Pod の数のスケーリングに使用する CPU 使用率のしきい値。使用可能な CPU リソースの総量に対する割合で指定します。現在の CPU 使用率は、データ収集 Pod(fluentd と UDCA の両方)内のすべてのコンテナの CPU 使用率を集約して計算されます。 CPU 使用率がこの値を超えると、ReplicaSet 内の Pod の数が徐々に( |
udca.terminationGracePeriodSeconds |
バージョン: 1.0.0
デフォルト値: Pod の削除リクエストから実際に Pod が強制終了されるまでの時間(秒単位)。この期間中に停止前フックが実行され、動作中のすべてのプロセスが正常に終了します。 |
virtualhosts
virtualhosts
プロパティは必須の構成プロパティです。仮想ホストを使用すると、Apigee ハイブリッドで複数のドメイン名への API リクエストを処理し、プロキシのベースパスを特定の環境にルーティングすることができます。
詳細については、仮想ホストの構成をご覧ください。
次の表に、virtualhosts
オブジェクトのプロパティを示します。
プロパティ | 説明 |
---|---|
virtualhosts[].name |
バージョン: 1.2.0
デフォルト値: なし 必須 仮想ホストの名前。 |
virtualhosts[].hostAliases[] |
バージョン: 1.2.0
デフォルト値: なし 必須
サーバーの 1 つ以上の DNS 名。たとえば、 仮想ホストで複数のホスト エイリアスを使用する場合、各ホスト エイリアスは一意にする必要があります。たとえば、 複数の仮想ホスト定義を作成する場合は、それぞれに一意のホスト エイリアスが必要です。つまり、2 つの仮想ホスト定義に同じホスト エイリアス ドメイン名を含めることはできません。 |
virtualhosts[].sslCertPath |
バージョン: 1.2.0
デフォルト値: なし sslCertPath/sslKeyPath または sslSecret のいずれかが必要です。
TLS 証明書ファイルのシステム上のパス。 |
virtualhosts[].sslKeyPath |
バージョン: 1.2.0
デフォルト値: なし sslCertPath/sslKeyPath または sslSecret のいずれかが必要です。
TLS 秘密鍵ファイルのシステム上のパス。 |
virtualhosts[].routingRules[] |
バージョン: 1.2.0
デフォルト値: なし 組織および環境との同期をとるために変更をポーリングする間隔(秒単位)。 |
virtualhosts[].routingRules[] |
バージョン: 1.2.0
デフォルト値: デフォルトのパスは 接頭辞ベースパス ルーティングをサポートするためのプロパティ。ルーティング ルールの構成は、次のパターンに従います。 org: hybrid virtualhosts: - name: default routingRules: - paths: - /v1/stats env: test - paths: - /v1/customers env: prod |