Edge for Private Cloud v4.18.05
既存のインストール環境に、Router ノードあるいは Message Processor ノードを追加できます。Router または Message Processor のシステム要件については、インストールの要件をご覧ください。
Router の追加
ノードに Edge をインストールした後、次の手順で Router を追加します。
- Edge インストール マニュアルの記載されているように、インターネットを使う手順、あるいはインターネットを使わない手順で、ノードに Edge をインストールします。
- 次のように、コマンド プロンプトで
apigee-setup.sh
スクリプトを実行します。/opt/apigee/apigee-setup/bin/setup.sh -p r -f configFile
-p r
オプションは、Router のインストールを指定しています。configFile の作成については、ノードに Edge のコンポーネントをインストールするをご覧ください。 - インストールが完了すると、スクリプトは Router の UUID を表示します。後で UUID を確認するには、Router をインストールしたホストで次の cURL コマンドを実行します。
curl http://router_IP:8081/v1/servers/self
- 構成を確認するには、次の
curl
コマンドを実行します。curl -v -u adminEmail:pword "http://ms_IP:8080/v1/servers?pod=pod_name"
pod_name はゲートウェイ、あるいはカスタムポッド名です。今追加した Router を含め、すべての Router の UUID が表示されます。
Router の UUID が表示されない場合、次の cURL コマンドを実行して追加します。
curl -v -u adminEmail:pword \ -X POST http://ms_IP:8080/v1/regions/region_name/pods/pod_name/servers \ -d "action=add&uuid=router_UUID&type=router"
ms_IP を Management Server の IP アドレスに、region_name を dc-1 のデフォルト リージョン名あるいはカスタム リージョン名に、pod_name をゲートウェイあるいはカスタムポッド名に置き換えてください。
- Router をテストするには、Router の IP アドレスまたは DNS 名に対してリクエストを発行します。例:
http://newRouter_IP:port/v1/apiPath
たとえば、天気 API を作成した最初のチュートリアルを完了した場合は次のとおりです。
http://newRouter_IP:port/v1/weather/forecastrss?w=12797282
Message Processor の追加
ノードに Edge をインストールした後、次の手順で Message Processor を追加します。
- Edge インストール マニュアルの記載されているように、インターネットを使う手順、あるいはインターネットを使わない手順で、ノードに Edge をインストールします。
- 次のように、コマンド プロンプトで
apigee-setup.sh
スクリプトを実行します。/opt/apigee/apigee-setup/bin/setup.sh -p mp -f configFile
-p mp
オプションは、Message Processor のインストールを指定しています。configFile の作成については、ノードに Edge のコンポーネントをインストールするをご覧ください。 - インストールが完了すると、スクリプトは Message Processor の UUID を表示します。構成手順を完了するのに必要なため、この UUID をメモしておいてください。UUID を確認するには、Message Processor をインストールしたホストで次の
curl
コマンドを実行します。curl http://mp_IP:8082/v1/servers/self
- インストールした Edge の各組織の環境ごとに、次の
curl
コマンドを使って Message Processor を環境に関連付けます。curl -v -u adminEmail:pword \ -H "Content-Type: application/x-www-form-urlencoded" -X POST "http://ms_IP:8080/v1/o/org_name/e/env_name/servers" \ -d "action=add&uuid=mp_UUID"
ms_IP を Management Server の IP アドレスに、org_name と env_name を Message Processor に関連付けられた組織と環境に置き換えます。
- 構成を確認するには、次の
curl
コマンドを実行します。curl -v -u adminEmail:pword \ "http://ms_IP:8080/v1/o/org_name/e/env_name/servers"
ここで、org_name は組織の名前、env_name は環境です。今追加した Message Processor を含め、その組織と環境に関連付けられたすべての Message Processor の UUID が表示されます。
Router と Message Processor の両方を追加する
ノードに Edge をインストールした後、次の手順で Router と Message Processor を同時に追加します。
- 次のように、コマンド プロンプトで、
apigee-setup
スクリプトを実行します。/opt/apigee/apigee-setup/bin/setup.sh -p rmp -f configFile
-p rmp
オプションは、Router と Message Processor のインストールを指定しています。configFile の作成については、ノードに Edge のコンポーネントをインストールするをご覧ください。 - 上述の手順で Router と Message Processor を構成します。