このセクションでは、組織、環境、仮想ホストを削除する方法を示します。API 呼び出しの順序は極めて重要です。たとえば、組織を削除するステップは、組織内のすべての関連付けられた環境を削除した後で初めて行うことができます。
仮想ホストを削除する
環境から仮想ホストを削除する前に、その仮想ホストを参照している API プロキシから参照を削除する必要があります。詳細については、仮想ホストをご覧ください。
仮想ホストの削除には、次の API を使用します。
curl -u <admin user>:<admin passwd> -X DELETE \ "http://ms_IP:8080/v1/organizations/org_name/environments/env_name/virtualhosts/virtualhost_name"
環境を削除する
環境を削除するには、事前に次の内容を完了させる必要があります。
- 上述のように、環境内のすべての仮想ホストを削除する
- すべての Message Processor から、その環境との関連付けを解除する
- 分析をクリーンアップする
環境と Message Processor との関連付けを解除する
環境と Message Processor との関連付けを解除するには、次の API を使用します。環境を削除するには、すべての Message Processor で関連付けを解除する必要があります。
curl -H "Content-Type: application/x-www-form-urlencoded" \ -u ADMIN_USERNAME:ADMIN_PASSWORD -X POST \ "http://ms_IP:8080/v1/organizations/org_name/environments/env_name/servers" \ -d "action=remove&uuid=uuid"
ここで、uuid は Message Processor の UUID です。
分析をクリーンアップする
組織に関する分析情報を削除するには、次のコマンドを実行します。
curl -u ADMIN_EMAIL:ADMIN_PASSWORD -X DELETE \ "http://ms_IP:8080/v1/analytics/groups/ax/analytics_group/scopes?org=org_name&env=env_name"
analytics_group は、デフォルトでは「analytics-001」です。
分析グループの名前がわからない場合は、次のコマンドで確認します。
apigee-adminapi.sh analytics groups list --admin ADMIN_EMAIL --pwd ADMIN_PASSWORD --host localhost
出力結果の name
フィールドに分析グループの名前が示されています。
環境を削除する
環境を削除するには、次のコマンドを実行します。
curl -u ADMIN_EMAIL:ADMIN_PASSWORD \ "http://ms_IP:8080/v1/organizations/org_name/environments/env_name" \ -X DELETE
組織を削除する
組織を削除するには、事前に次の内容を完了させる必要があります。
- 上述のように、組織内のすべての環境で仮想ホストを削除する
- 上述のように、組織内のすべての環境を削除する
- 組織とすべてのポッドとの関連付けを解除する
組織とポッドとの関連付けを解除する
組織とポッドとの関連付けを解除するには、次の API を使用します。
curl -H "Content-Type: application/x-www-form-urlencoded" \ -u ADMIN_EMAIL:ADMIN_PASSWORD -X POST "http://ms_IP:8080/v1/organizations/org_name/pods" \ -d "action=remove®ion=region_name&pod=pod_name"
組織を削除する
組織を削除するには、次の API を使用します。
curl -u ADMIN_EMAIL:ADMIN_PASSWORD -X DELETE "http://ms_IP:8080/v1/organizations/org_name"