(間接バインディングのみ)外部 LDAP ユーザーのパスワードの暗号化

間接バインディングを使用する場合は、外部 LDAP のユーザー名とパスワードを management-server.properties で指定する必要があります。Apigee はこれを使用して外部 LDAP にログインし、間接的な認証情報の検索を行います。

次に示す手順は、パスワードを暗号化する方法です。

  1. 次の Java ユーティリティを実行します。YOUR_EXTERNAL_LDAP_PASSWORD は実際の外部 LDAP パスワードに置き換えます。
    java -cp /opt/apigee/edge-gateway/lib/thirdparty/*:/opt/apigee/edge-gateway/lib/kernel/*:/opt/apigee/edge-gateway/lib/infra/libraries/*:/opt/apigee/edge-management-server/conf/com.apigee.util.CredentialUtil --password="YOUR_EXTERNAL_LDAP_PASSWORD"

    ここで、/opt/apigee/edge-management-server/conf/ はエッジ管理サーバーの credential.properties ファイルのパスです。

    注: FIPS 対応のオペレーティング システムで Edge for Private Cloud を使用している場合、パスワードを暗号化するコマンドを呼び出すときに、Apigee の Java セキュリティ ファイルを使用する必要があります。残りの手順は同じです。

    java -Djava.security.properties=/opt/apigee/edge-management-server/conf/jvmsecurity.properties -cp /opt/apigee/edge-gateway/lib/thirdparty/*:/opt/apigee/edge-gateway/lib/kernel/*:/opt/apigee/edge-gateway/lib/infra/libraries/*:/opt/apigee/edge-management-server/conf/com.apigee.util.CredentialUtil --password="YOUR_EXTERNAL_LDAP_PASSWORD"
  2. コマンドの出力には、改行の後にランダムな文字列のようなものが表示されます。その文字列をコピーします。
  3. /opt/apigee/customer/application/management-server.properties を編集します。
  4. 次のプロパティを更新します。myAdPassword は、上記のステップ 2 でコピーした文字列に置き換えてください。
    conf_security_externalized.authentication.indirect.bind.server.admin.password=myAdPassword
  5. 次のプロパティが true に設定されていることを確認します。
    conf_security_externalized.authentication.indirect.bind.server.admin.password.encrypted=true
  6. ファイルを保存します。
  7. Management Server を再起動します。
    /opt/apigee/apigee-service/bin/apigee-service edge-management-server restart
  8. サーバーが実行されていることを確認します。
    /opt/apigee/apigee-service/bin/apigee-all status

インストールのテスト

外部認証の有効化の最後にあるテスト セクションを参照し、そこで説明されているテストと同じテストを実施します。