このダッシュボードの内容
[Cache Performance] ダッシュボードでは、Apigee Edge キャッシュの値を一目で確認できます。このダッシュボードは、レイテンシの短縮とバックエンド サーバーでの負荷の軽減の観点から、キャッシュの利点を可視化するために役立ちます。
キャッシュ管理の詳細については、環境キャッシュの作成と編集をご覧ください。
動画: [Cache Performance] ダッシュボードの概要に関する短い動画をご覧ください。
Cache Performance ダッシュボード
下記の手順に従って、[Cache Performance] ダッシュボードにアクセスします。
Edge
Edge UI を使用して [Cache Performance] ダッシュボードにアクセスするには:
- https://apigee.com/edge にログインします。
- [Analyze] > [API Metrics] > [Cache Performance] を選択します。
Classic Edge(Private Cloud)
Classic Edge UI を使用して [Cache Performance] ダッシュボードにアクセスするには:
http://ms-ip:9000
にログインします。ここで、ms-ip は、Management Server ノードの IP アドレスまたは DNS 名です。- [Analytics] > [Cache Performance] を選択します。
次に示すダッシュボードが開きます。
このダッシュボードの測定内容
指標 | 説明 |
---|---|
Average cache hit rate | 合計 API トラフィックに対して測定される、キャッシュにヒットした呼び出しの割合。 |
All cache hits | キャッシュにヒットした呼び出しの合計。 |
Cache hits by app | デベロッパー アプリ別に分類された、キャッシュにヒットした呼び出しの合計。 |
Average time with cache | キャッシュにヒットしたときの API 呼び出しの平均時間。 |
Average time without cache | キャッシュにヒットしなかったときの API 呼び出しの平均時間。 |
Cache improvement | キャッシュありの平均時間とキャッシュなしの平均時間を比較して、API のパフォーマンスに与えるキャッシュの全体的な影響を示します。 |
このダッシュボードについて知っておく必要があるその他の事項
組織内のすべての API プロキシのキャッシュ パフォーマンスを測定するか、または個々の API プロキシを選択できます。
このダッシュボードでは、標準的なコントロールを使用します。たとえば、日付およびデータの集約セレクタ、グラフにカーソルを合わせて詳細なコンテキストを表示、CSV へのデータのエクスポートなどです。詳しくは、Analytics ダッシュボードの使用をご覧ください。