Edge for Private Cloud v4.18.01
高可用性のシナリオでは、Edge UI の複数のインスタンスをインストールできます。ただし、 Edge UI の 2 つのインスタンスをインストールした後に、 両者間でプロパティ設定を同期する必要があります。
具体的には、次のフィールドに対して同じ値を持つように 2 つの UI インスタンスを構成する必要があります。 プロパティ:
application.secret=value mail.smtp.credential=value apigee.mgmt.credential=value
また、TLS を使用するように構成する場合は、必ず同じプロトコルを 両方のインスタンスで証明書と鍵を暗号化します。
HTTP を使用して Edge UI インスタンスを構成する
- 最初の Edge UI インスタンスをホストするノードにログインします(UI 自体にログインするのではなく、 ノードのユーザーとして実行するなど)。
- Google Cloud コンソールで /opt/apigee/edge-ui/conf/apigee.conf を開きます。
後で使用できるように、次のプロパティの値をコピーします。
mail.smtp.credential="value"
apigee.mgmt.credential="value" - /opt/apigee/edge-ui/conf/application.conf を開きます。
後で使用できるように、次のプロパティの値をコピーします。
application.secret="value" - 2 つ目の Edge UI インスタンスをホストするノードにログインします。
- /opt/apigee/customer/application/ui.properties を開きます。 2 番目の UI インスタンスで [Main]をクリックしますファイルが存在しない場合は作成します。
- 次のプロパティを /opt/apigee/customer/application/ui.properties に追加します。
これには、最初の UI インスタンスからコピーした値が含まれます。
conf_application_application.secret="value"
conf_apigee_mail.smtp.credential="value"
conf_apigee_apigee.mgmt.credential="value"
これらの値の先頭に、conf_application_ または conf_apigee_ が付加されています。 - ファイルを保存します。
- /opt/apigee/customer/application/ui.properties が
apigee ユーザーが所有している:?
>chown apigee:apigee /opt/apigee/customer/application/ui.properties - 2 番目の UI インスタンスを再起動します。
> /opt/apigee/apigee-service/bin/apigee-service edge-ui restart
ユーザーはどちらの UI インスタンスにもログインできます。
Edge UI インスタンスを構成する TLS/HTTPS
- 管理 UI の TLS の構成の説明に従って、TLS/HTTPS を使用するように最初の UI インスタンスを構成します。
- 2 つ目の Edge UI インスタンスを、前述したように構成して、HTTP が 2 つ目の Edge UI インスタンスを 必須プロパティです。
- 証明書と鍵を含む JKS ファイルを最初の UI インスタンスからノードにコピーします。 2 つ目の UI インスタンスをホストします
- 管理 UI の TLS の構成の説明に従って、TLS/HTTPS を使用するように 2 番目の UI インスタンスを構成します。