Edge for Private Cloud v4.19.01
Edge コンポーネントのデフォルトのログレベルは INFO
です。ログレベルは Edge コンポーネントごとに変更できます。たとえば、Message Processor では DEBUG
に設定し、Management Server では ERROR
に設定することができます。
設定可能なログレベルは次のとおりです。
ALL
DEBUG
ERROR
FATAL
INFO
OFF
TRACE
WARN
コンポーネントのログレベルを設定するには、コンポーネントのプロパティ ファイルを編集してトークンを設定してから、コンポーネントを再起動します。
- Edge UI の場合、トークンは
conf_logger_settings_application_log_level
とconf_logger_settings_play_log_level
です。これらに同じ値を設定します。 - その他すべての Edge コンポーネントでは、トークンは
conf_system_log.level
です。
Edge UI コンポーネントのログレベルを設定するには:
- エディタで
/opt/apigee/customer/application/ui.properties
を開きます。ファイルが存在しない場合は作成します。 ui.properties
の次のプロパティを目的のログレベルに設定します。たとえば、DEBUG
に設定します。conf_logger_settings_application_log_level=DEBUG conf_logger_settings_play_log_level=DEBUG
- ファイルを保存します。
- プロパティ ファイルの所有者を「apigee」ユーザーにします。
chown apigee:apigee /opt/apigee/customer/application/ui.properties
- Edge UI を再起動します。
/opt/apigee/apigee-service/bin/apigee-service edge-ui restart
他のコンポーネントのログレベルを設定するには:
/opt/apigee/customer/application/component_name.properties
をエディタで開きます。ここで、component_name はapigee-cassandra
(Cassandra)apigee-openldap
(OpenLDAP)apigee-postgresql
(PostgreSQL データベース)apigee-qpidd
(Qpidd)apigee-sso
(Edge SSO)apigee-zookeeper
(ZooKeeper)edge-management-server
(Management Server)edge-management-ui
(新しい Edge UI)edge-message-processor
(Message Processor)edge-postgres-server
(Postgres Server)edge-qpid-server
(Qpid Server)edge-router
(Edge Router)edge-ui
(Classic UI)
ファイルが存在しない場合は作成します。
- プロパティ ファイルの次のプロパティを目的のログレベルに設定します。たとえば、
DEBUG
に設定します。conf_system_log.level=DEBUG
- ファイルを保存します。
- プロパティ ファイルの所有者を「apigee」ユーザーにします。
chown apigee:apigee /opt/apigee/customer/application/component_properties_file_name.properties
- 次の構文を使用してコンポーネントを再起動します。
/opt/apigee/apigee-service/bin/apigee-service component_name restart
コンポーネント構成ファイルの名前と場所の詳細については、プロパティ ファイルの場所をご覧ください。