Edge for Private Cloud v4.19.01
カスタマイズされた独自の Web サイトの構築、公開に際して、必要なすべてのサービスを開発コミュニティに提供するため、Apigee は Apigee Developer Services ポータル(ポータルともいう)を提供しています。Edge のお客様は、クラウドまたはオンプレミスで独自のデベロッパー ポータルを作成できます。詳細については、デベロッパー ポータルとはをご覧ください。
Edge UI の [Publish] > [Developers] ページには [DevPortal] ボタンが表示されており、クリックすると組織に関連付けられているポータルが開きます。デフォルトでは、このボタンを使用すると次の URL が開きます。
http://live-orgname.devportal.apigee.com
ここで、orgname は組織の名前です。
この URL は、たとえばポータルに DNS レコードがある場合に別の URL に設定したり、ボタンを完全に無効にしたりできます。ボタンを制御するには、組織の次のプロパティを使用します。
features.devportalDisabled
: このボタンを有効にするには、false(デフォルト)に設定し、無効にするには true に設定します。features.devportalUrl
: デベロッパー ポータルの URL に設定します。
これらのプロパティは、組織ごとに個別に設定します。これらのプロパティを設定するには、まず、次の API 呼び出しを使用して、組織の現在のプロパティ設定を決定します。
curl -H "Content-Type:application/json" -u adminEmail:pword -X GET \ http://ms_IP:8080/v1/organizations/orgname
この呼び出しからは、組織を記述するオブジェクトが次の形式で返されます。
{ "createdAt" : 1428676711119, "createdBy" : "me@my.com", "displayName" : "orgname", "environments" : [ "prod" ], "lastModifiedAt" : 1428692717222, "lastModifiedBy" : "me@my.com", "name" : "organme", "properties" : { "property" : [ { "name" : "foo", "value" : "bar" } ] }, "type" : "paid" }
オブジェクトの properties
領域にある既存のプロパティに注意します。組織のプロパティを設定すると、プロパティの値によって現在のプロパティが上書きされます。そのため、組織の features.devportalDisabled
や features.devportalUrl
を設定する場合は、設定時に既存のプロパティをすべてコピーするようにしてください。
組織のプロパティを設定するには、次の PUT 呼び出しを使用します。
curl -H "Content-Type:application/json" -u adminEmail:pword -X PUT \ http://ms_IP:8080/v1/organizations/orgname \ -d '{ "displayName" : "orgname", "name" : "orgname", "properties" : { "property" : [ { "name" : "foo", "value" : "bar" }, { "name": "features.devportalUrl", "value": "http://dev-orgname.devportal.apigee.com/" }, { "name": "features.devportalDisabled", "value": "false" } ] } }'
PUT 呼び出しでは、displayName
、name
、properties
を指定するだけです。この呼び出しには、組織に当初設定されていた「foo」プロパティも含まれるので注意してください。