Edge for Private Cloud v4.18.01
インストールまたは構成プロセスが失敗した場合は、まず、必要なすべてのポートが開いていてアクセス可能であることを確認してください。
- apigee-sso ノードは、ポート 5432 で Postgres ノードにアクセスできる必要があります。
- apigee-sso ノードのポート 9099 は、Edge UI と SAML IDP による外部 HTTP アクセスのために開いている必要があります。API BaaS で SAML を有効にする場合は、BaaS ポータルノードと BaaS スタック ノードからポートにアクセスできる必要があります。apigee-sso で TLS を構成すると、ポート番号が異なる場合があります。
- apigee-sso ノードは、SSO_SAML_IDP_METADATA_URL プロパティで指定された URL で、SAML IDP にアクセスできる必要があります。
- apigee-sso ノードは、Management Server ノードのポート 8080 にアクセスできる必要があります。
必要なすべてのポートが開いていてアクセス可能であれば、構成手順を再実行できます。
- apigee-sso の場合:
> /opt/apigee/apigee-service/bin/apigee-service apigee-sso setup -f configFile
- Edge UI の場合:
> /opt/apigee/apigee-service/bin/apigee-service edge-ui configure-sso -f configFile
再構成が機能する場合は、apigee-sso で使用されている Postgres データベースを削除してから、apigee-sso と Edge UI を再構成できます。
- SAML を無効にするの説明に従って Edge UI で SAML を無効にします。
- apigee-sso を停止します。
> /opt/apigee/apigee-service/bin/apigee-service apigee-sso stop - Postgres ノードにログインして、Postgres データベースを削除します。
> psql -U postgres_username -p postgres_port -h postgres_host -c "database \"apigee_sso\""
ここで- postgres_username は、Edge のインストール時に指定した Postgre ユーザー名です。デフォルト値は apigee です。
- postgres_port は Edge のインストール時に指定した Postgres ポートです。デフォルト値は 5432 です。
- postgres_host は Postgres ノードの IP または DNS 名です。
- apigee-sso を再構成します。
> /opt/apigee/apigee-service/bin/apigee-service apigee-sso setup -f configFile - Edge UI を再構成します。
> /opt/apigee/apigee-service/bin/apigee-service edge-ui configure-sso -f configFile