Router で IPv6 を使用する

デフォルトでは、Apigee Edge for Private Cloud に対するすべてのランタイム API 呼び出しで IPv4 が使用されます。ルーターに IPv6 サポートを追加するには、 「 conf_load_balancing_load.balancing.driver.nginx.listen.endpoint.all.interfaces.enabled プロパティを Router の true に設定します。

Router で IPv6 を有効にするには:

  1. Router にログインします。
  2. エディタで router.properties 構成ファイルを開きます。
    vi /opt/apigee/customer/application/router.properties

    ファイルが存在しない場合は作成します。

  3. 次のプロパティを true に設定します。
    conf_load_balancing_load.balancing.driver.nginx.listen.endpoint.all.interfaces.enabled

    例:

    conf_load_balancing_load.balancing.driver.nginx.listen.endpoint.all.interfaces.enabled=true
  4. プロパティ ファイルに変更を保存します。
  5. 次のコマンドを実行してルーターを再起動します。
    /opt/apigee/apigee‑service/bin/apigee‑service edge‑router restart

    再起動中に、次のような出力が表示されます。

    [ChangeDelta, position: 775, lines:
      [load.balancing.driver.nginx.listen.endpoint.all.interfaces.enabled=false] to
      [load.balancing.driver.nginx.listen.endpoint.all.interfaces.enabled=true]]
  6. 受信 API リクエストが IPv6 に解決されるようにルーターの IP アドレスとポートを設定する 構成されます。受信 API リクエストは、IPv6 対応クライアントから送信する必要があります。
  7. Router の IPv6 アドレスとポートに API リクエストを送信して構成をテストします。