デフォルトでは、Message Processor によって収集された分析データは Qpid と Postgres にアップロードされます。 提供しますその後、Edge UI で分析データを表示できます。
また、分析データをディスクに書き込むように Message Processor を構成することもできます。 そのデータを独自の分析システムにアップロードして分析できます。たとえば、Cloud Storage バケットに Google Cloud BigQuery にデータを転送しますその後、強力なクエリと ML を活用できます。 独自のデータ分析を行うこともできます。
両方のオプションを使用することもできます。つまり、分析データを BigQuery にアップロードして、 データをディスクに保存します。
ファイル名と場所
デフォルトでは、ディスク ファイルへの分析データの書き込みを有効にすると、ファイルは次の場所に書き込まれます。 次のディレクトリにあります。
/opt/apigee/var/log/edge-message-processor/ax/tmp
Edge では、データファイル用の新しいディレクトリが /tmp
の下に 1 分間隔で作成されます。
ディレクトリ名の形式は次のとおりです。
org~env~yyyyMMddhhmmss
例:
myorg~prod~20190909163500 myorg~prod~20190909163600
各ディレクトリには、その間隔の個々のデータファイルを含む .gz ファイルが含まれます。フォーマット .gz ファイル名は次のようになります。
4DigitRandomHex_StartTime.StartTimePlusInterval_internalHostIP_hostUUID_writer_index.txt.gz
Edge は定期的に、ディレクトリとそこに含まれる .gz ファイルを /tmp
から移動します。
uploadToCloud
の設定に応じて、次のいずれかのディレクトリ
Message Processor の構成プロパティ:
uploadToCloud = false
: ファイルは/opt/apigee/var/log/edge-message-processor/ax/staging
に移動されました。uploadToCloud = true:
(デフォルト): ファイルは/opt/apigee/var/log/edge-message-processor/ax/failed
に移動します。
/staging
ディレクトリまたは /failed
ディレクトリからデータを解凍して、取得します。
分析データファイルが含まれます。
構成プロパティ
分析データをディスクに書き込むように Message Processor を構成するには、次のプロパティを使用します。 これらのプロパティはすべて省略可能です。
プロパティ | 説明 |
---|---|
conf_analytics_analytics.saveToDisk
|
分析データをディスク ファイルに書き込むように Message Processor を構成するには、 デフォルト値は |
conf_analytics_analytics.sendToQueue
|
デフォルト値は |
conf_analytics_analytics.baseDataDirectoryPath
|
分析データファイルが書き込まれるベースパスを指定します。 デフォルト値は |
conf_analytics_analytics.allocatedDiskSpaceInMBytes
|
分析ファイルに割り当てるディスク容量をメガバイト単位で指定します。 デフォルト値は |
conf_analytics_analytics.uploadToCloud
|
分析ファイルの最終的な場所を制御します。
注: このプロパティは |
これらのプロパティを設定するには:
message-processor.properties
ファイルをエディタで開きます。ファイルが存在しない場合は作成します。vi /opt/apigee/customer/application/message-processor.properties
必要に応じてプロパティを設定します。
# Enable writing analytics data to disk. conf_analytics_analytics.saveToDisk=true # Disable writing analytics data to Qpid/Postgres. conf_analytics_analytics.sendToQueue=false # Specify base directory for analytics data files. conf_analytics_analytics.baseDataDirectoryPath=/opt/apigee/var/smg # Set the disk space available for analytics files. conf_analytics_analytics.allocatedDiskSpaceInMBytes=3072 # Move final analytics data to files to the /staging directory. conf_analytics_analytics.uploadToCloud=false
- 変更を保存します。
プロパティ ファイルの所有者を「apigee」にします。user:
chown apigee:apigee /opt/apigee/customer/application/message-processor.properties
次のプロパティでは、
consumer-type
プロパティの値をax
に設定します。axgroup-001
個の分析グループ:curl -X POST -H "Content-Type:application/json" \ "http://ms-ip:8080/v1/analytics/groups/ax/axgroup-001/properties?propName=consumer-type&propValue=ax" \ -u sysAdminEmail:sysAdminPWord
デフォルトでは、分析グループの名前は
axgroup-001
です。環境変数 Edge インストールでは、AXGROUP
プロパティを使用して分析グループの名前を設定できます。 分析グループの名前がわからない場合は、Management Server で次のコマンドを実行します。 表示されます。apigee-adminapi.sh analytics groups list \ --admin sysAdminEmail --pwd sysAdminPword --host localhost
このコマンドは、
name
フィールドに分析グループ名を返します。Message Processor を再起動します。
/opt/apigee/apigee-service/bin/apigee-service edge-message-processor restart
再起動後、Message Processor は分析データをデータファイルに書き込みます。
- すべての Message Processor に対してこの手順を繰り返します。