バージョン 1.0.0
BigQuery テーブルに行を挿入します。テーブルの行をリストします。
前提条件
ここでは、この拡張機能の構成と使用に関するリファレンスを提供します。ExtensionCallout ポリシーで API プロキシ経由で拡張機能を使用する前に、次のことを行う必要があります。
お使いのアカウントで BigQuery API が有効になっていることを確認します。
拡張機能の追加と構成を行うときに、構成リファレンスを使用して、生成されたキーの JSON ファイルのコンテンツを使用します。
Google BigQuery について
Google BigQuery はサーバーレスでスケーラブルなエンタープライズ データ ウェアハウスであり、Google のインフラストラクチャの処理能力を活用して SQL クエリを超高速で実行できます。インフラストラクチャの管理が不要なため、有用な情報を見つけるためのデータ分析に専念できます。また、データベースの操作には使い慣れた SQL を使用でき、データベース管理者も必要ありません。
実際の操作を通じた機能紹介については、Google BigQuery クイックスタートをお試しください。
アクション
insert
挿入する行とデータセット / テーブル ID を指定して、一連のレコードをデータセットとして直接 BigQuery に挿入します。
構文
<Action>insert</Action>
<Input><![CDATA[{
"dataset" : dataset-to-insert,
"table" : table-to-receive-data,
"rows" : array-of-rows-to-insert
}]]></Input>
例
<Action>insert</Action>
<Input><![CDATA[{
"dataset" : "TestData",
"table" : "TestTable",
"rows" : [
{"technology":"CRISPR","inventorFirstName":"Jennifer","inventorLastName":"Doudna"},
{"technology":"World Wide Web","inventorFirstName":"Tim","inventorLastName":"Berners-Lee"}
{"technology":"Alternating current","inventorFirstName":"Nikola","inventorLastName":"Tesla"}
]
}]]></Input>
リクエスト パラメータ
パラメータ | 説明 | 型 | デフォルト | 必須 |
---|---|---|---|---|
dataset | BigQuery に挿入するデータセットの ID。 | 文字列 | なし | ○ |
rows | テーブルに挿入する行。 | 配列 | なし | ○ |
table | データを受信するテーブルの名前。 | 文字列 | なし | ○ |
レスポンス
なし
listRows
テーブル ID とデータセット ID によって指定されたテーブル内の行のリストを取得します。
構文
<Action>listRows</Action>
<Input><![CDATA[{
"dataset" : ID-of-dataset-to-examine,
"limit" : maximum-rows-to-list,
"startIndex" : row-index-at-which-to-start-list
"table" : ID-of-table-to-examine
}]]></Input>
例
<Action>listRows</Action>
<Input><![CDATA[{
"dataset" : "TestData",
"limit" : 2,
"startIndex" : 1,
"table" : "TestTable"
}]]></Input>
リクエスト パラメータ
パラメータ | 説明 | 型 | デフォルト | 必須 |
---|---|---|---|---|
dataset | 行のリストを取得するデータセットの ID。 | 文字列 | なし | ○ |
limit | リストを取得する最大行数。 | 整数 | なし | × |
startIndex | リスト取得を開始する行のインデックス。 | 整数 | なし | × |
table | 行のリストを取得するテーブルの ID。 | 文字列 | なし | ○ |
レスポンス
rows
の配列。
{
"rows": [
{"technology":"World Wide Web","inventorFirstName":"Tim","inventorLastName":"Berners-Lee"}
{"technology":"Alternating current","inventorFirstName":"Nikola","inventorLastName":"Tesla"}
]
}
パラメータ | 説明 | 型 | デフォルト | 必須 |
---|---|---|---|---|
rows | リクエストに対して返された行の配列。 | 配列 | なし | ○ |
構成リファレンス
この拡張機能を API プロキシで使用するように構成してデプロイする場合は、以下のプロパティを使用します。Apigee Console で拡張機能を構成する手順については、拡張機能の追加と構成をご覧ください。
拡張機能の共通プロパティ
すべての拡張機能には次のプロパティがあります。
プロパティ | 説明 | デフォルト | 必須 |
---|---|---|---|
name |
この拡張機能に付ける名前。 | なし | ○ |
packageName |
Apigee Edge から提供された拡張機能パッケージの名前。 | なし | ○ |
version |
拡張機能を構成する拡張機能パッケージのバージョン番号。 | なし | ○ |
configuration |
追加する拡張機能に固有の構成値。この拡張機能パッケージのプロパティをご覧ください。 | なし | ○ |
この拡張機能パッケージのプロパティ
この拡張機能に固有の以下の構成プロパティに値を指定します。
プロパティ | 説明 | デフォルト | 必須 |
---|---|---|---|
projectId | データがある GCP プロジェクトの ID。 | なし | ○ |
credentials | Apigee Edge コンソール内で入力する場合は、サービス アカウント キーのファイルの内容です。管理 API を使用して設定する場合は、サービス アカウント キー のファイルから生成された、base64 でエンコード済みの値です。 | なし | ○ |