バージョン: 1.2.1
API プロキシから Informatica のビジネス プロセスと統合プロセスを実行します。
この拡張機能を使用するには、まず、Apigee Edge にインストールされている拡張パッケージから構成する必要があります。
ここでは、この拡張機能の構成と使用に関するリファレンスを提供します。Apigee Console で拡張機能を構成する手順については、拡張機能の追加と構成をご覧ください。
アクション
Informatica Integration Cloud の拡張機能のアクション(Informatica 用語ではビジネス プロセスと統合プロセス)では、呼び出し元が使用できるプロセスに基づいて入力、出力、パラメータが動的に生成されます。
システム管理者によって拡張機能が構成されると、構成で使用された Informatica の認証情報に基づいて、ビジネス プロセスと統合プロセスが拡張機能で取得されます。これらのプロセスはアクションに変換され、ExtensionCallout ポリシーを介して API プロキシ デベロッパーがアクションとして使用できるようになります。
Informatica 拡張機能の構成で利用できるアクションのリスト(ビジネス プロセスと統合プロセス)は、次の 2 つの方法で取得できます。
拡張機能の構成後に、管理 API を使用してアクションのリストを取得します。次の URL で、
id
は、拡張機能が追加されたときに割り当てられた一意の識別子です。curl -H "Authorization: Bearer $USER_TOKEN" "https://$PROXY_DOMAIN/organizations/my-org/environments/my-env/extensions/{id}/actions"
Informatica Integration Cloud 拡張機能を参照する ExtensionCallout ポリシーを追加するときに表示されるアクションのリストを確認します。
ポリシーの追加時に、アクションの選択が求められます。このアクションのリストは、構成時に検出された Informatica のビジネス プロセスと統合プロセスから生成されます。
アクションを選択してポリシーを追加すると、ポリシーの構成 XML にアクションの入力、出力、パラメータ(存在する場合)が記載されたスキーマが組み込まれます。次の例では、Message と EmailAddress という 2 つの入力パラメータが組み込まれ、出力はありません。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" standalone="yes"?> <ConnectorCallout async="false" continueOnError="true" enabled="true" name="My-Informatica-Extension"> <DisplayName>Send Email</DisplayName> <Connector>configured-informatica-extension</Connector> <Action>/2PIlv0QbOsxe8u8QieZnIF/Send_Email-1/Send_Email-1</Action> <Input></Input> </ConnectorCallout>
上記の例では、
<Input>
を次のように構成します。<Input><![CDATA[{ "Message": "An email message to send.", "EmailAddress": "anaddress@example.com" }]]></Input>
構成リファレンス
この拡張機能を API プロキシで使用するように構成してデプロイする場合は、以下のプロパティを使用します。
拡張機能の共通プロパティ
すべての拡張機能には次のプロパティがあります。
プロパティ | 説明 | デフォルト | 必須 |
---|---|---|---|
name |
この拡張機能に付ける名前。 | なし | ○ |
packageName |
Apigee Edge から提供された拡張機能パッケージの名前。 | なし | ○ |
version |
拡張機能を構成する拡張機能パッケージのバージョン番号。 | なし | ○ |
configuration |
追加する拡張機能に固有の構成値。この拡張機能パッケージのプロパティをご覧ください。 | なし | ○ |
この拡張機能パッケージのプロパティ
この拡張機能に固有の以下の構成プロパティに値を指定します。
プロパティ | 説明 | デフォルト | 必須 |
---|---|---|---|
credentials | Informatica アカウントのユーザー名とパスワードを指定する JSON。次に例を示します。{ "username": "my-informatica-username", "password": "my-password" } |
なし | ○ |