前提条件
http://enterprise.apigee.com のアカウントが必要です。http://accounts.apigee.com/accounts/sign_up で試用アカウントを取得できます。
サンプルを使用するには以下のものも必要です。
ツール | 説明 |
---|---|
Git | サンプルは GitHub にあります。Git をインストールしていない場合は、GitHub の git のセットアップ手順をご覧ください。Git をインストールしない場合は、https://github.com/apigee/api-platform-samples でファイルの参照や zip のダウンロードを行うことができます。 |
Python |
Python は Apigee デプロイツールを実行するために必要です。Python は、ほとんどの Linux 環境、XCode がインストールされている Mac、Cygwin がインストールされている Windows マシンなど、あらゆる場所で使用されています。 Python を入手するには、Python のダウンロード ページをご覧ください。 |
curl |
サンプルのセットアップ スクリプトでも curl を使用しています。curl がインストールされており、PATH で使用できることを確認します(which curl を実行して、システムで使用できるかどうかを確認します)。 |
dos2unix |
Windows で Cygwin を実行している場合は、dos2unix ユーティリティも必要になることがあります(このユーティリティは Cygwin のインストーラでインストールできます)。 |
サンプルをダウンロードする
サンプル ファイルを取得するには、次の例のように git clone
を使用します。
git clone https://github.com/apigee/api-platform-samples.git
サンプル API プロキシをインポートしてデプロイする
以下のコマンドでサンプルのインポートとデプロイを行います。
- サンプルをダウンロードしたら、次の例のように
/setup
ディレクトリに移動します。cd setup
/setup
ディレクトリでsetenv.sh
ファイルを探します。- このファイルを編集して、組織、ユーザー名に関連付けられたメールアドレス、デプロイする API プロキシの環境(本番あるいはテスト)を設定します。
setenv.sh
を編集したら、次のコマンドを実行します。sh deploy_all.sh
このスクリプトでは、組織に API プロキシのサンプルがすべてデプロイされます(これには 3~4 分かかります)。指示に従って、API プロダクト、デベロッパー、アプリ(OAuth のために使用)をデプロイします。
- デプロイ スクリプトの実行が完了したら、sample-proxies ディレクトリに移動します。
sample-proxies
ディレクトリには、サンプル プロキシごとに 1 つのディレクトリがあります。各ディレクトリには、サンプルの実行手順が書かれた README.md と、小さな変更を加えたサンプルを、デプロイし、実行して変更の結果を確認するためのスクリプトが 2 つあります。invoke.sh
: このスクリプトを実行して、デプロイされたバージョンの API プロキシを実行します。deploy.sh
: 変更を加えた後、このスクリプトを実行して API プロキシをデプロイします。
サンプル API プロキシを呼び出す
各サンプル プロキシには、デプロイした後でその API プロキシを呼び出すシェル スクリプトがあります。
/sample-proxies/proxy_name
ディレクトリから、次のコマンドを実行します。
sh invoke.sh
これにより、組織のテスト環境で実行されているプロキシが呼び出されます。
トラブルシューティング
トラブルシューティングの情報については、以下をご覧ください。
サンプル API プロキシを変更して再利用する
サンプル プロキシの一般的な利用方法は、変更して、デプロイし、呼び出すことです。これにより、小さな変更を加えてレスポンス メッセージにどのような影響があるかを確認できます。
別のバックエンド サービスを参照するようにサンプル API プロキシを変更するには、次の場所にある XML 構成ファイルを変更します。
/apiproxy/targets/target_name.xml
たとえば、API キーのサンプルに独自のバックエンド サービスを指定するには、次のファイルを見つけます。
/apikey/apiproxy/targets/default.xml
デフォルトの構成が http://mocktarget.apigee.net
を参照している場合は、次のようになります。
<TargetEndpoint name="default"> <HTTPTargetConnection> <!-- This is where we define the target. For this sample we just use a simple URL. --> <URL>http://mocktarget.apigee.net</URL> </HTTPTargetConnection> </TargetEndpoint>
バックエンド サービスが http://api.myproject.com/
にある場合は、次のように構成を変更します。
<TargetEndpoint name="default"> <HTTPTargetConnection> <!-- This is where we define the target. For this sample we just use a simple URL. --> <URL>http://api.myproject.com/</URL> </HTTPTargetConnection> </TargetEndpoint>
変更を保存したら、次の例のように API プロキシをデプロイします。
sh deploy.sh
他の API プロキシは、既存のターゲット サービスに対して API プロキシを使用するために、同じ方法で変更できます。ただし、API プロキシの動作は特定のメッセージ形式に依存するため、プロキシで追加の構成変更が必要な場合があります。