ポータルを構築する際は、以下のセクションに示すベスト プラクティスを適用することをおすすめします。
対象ユーザーの関心を引く
対象ユーザーに視覚的に訴えかけ、もっと知りたいと思わせるようなコンテンツを追加します。ポータルの一部はログインしなくても閲覧できるようにします。API 利用者がすぐに API を使用してアプリの開発を始められるように、セルフサービスの登録を提供します。
ユーザーが API を試せるようにする
OpenAPI 仕様からインタラクティブな API ドキュメントを自動生成します。ユーザーはこのページで次のことができます。
- API について学ぶ
- API にライブ リクエストを送信する
API から返されたライブ レスポンスを見る
詳細については、API の公開をご覧ください。
レベルに応じた学習プログラムを用意する
対象ユーザーの経験レベルに応じて、関連する使用事例やチュートリアルを提供します。単純な curl コマンドなどの例を使って具体的に説明するか、より詳細な手順を段階を追って示します。
検索エンジン最適化(SEO)を実施する
コンテンツを確実に検索可能にします。SEO に投資して検索結果のランキングを上昇させ、ユーザーがポータルのコンテンツを見つけられるようにします。
コンテンツの構造を決めるときは次のベスト プラクティスを使用します。詳細と Google による追加ガイドラインについては、Google 検索エンジン最適化(SEO)スターター ガイドをご覧ください。
ベスト プラクティス | 説明 | 利点 |
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ユーザー フレンドリーな URL を作成する | 無意味な文字の羅列ではなく、意味のわかる URL を作成します。ポータルにページを追加するときに、ユーザー フレンドリーなページ URL を定義します。 |
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ポータル名をわかりやすいものにする | ポータルを管理するときに、ポータルに独特でわかりやすい名前を付けます。この名前は、ポータルのホームページ(index )の <title> タグを設定するために使用されます。 |
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サイト内を移動しやすくする | ナビゲーションを設定するときに、論理的に理解できるナビゲーション構造を定義します。 |
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キーワード フレーズをうまく組み合わせてコンテンツ全体に配置する | コンテンツ内の適切で意味のある箇所にキーワードを含めます。あるキーワード文字列がページで顕著に使用されていると、検索結果のページ ランキングが上昇する可能性があります。ユーザーがポータルのコンテンツを検索するときに使用する可能性があるキーワード文字列を予測してみます。ただし、「キーワード スタッフィング」にならないように注意します。つまり、検索ランキングを上昇させるためだけにキーワードを過剰に使用することは避けます。キーワード スタッフィングを行っていると判断されたサイトは、検索エンジンによってペナルティが課される場合があります。 | ユーザーが関連する検索を行ったときにヒットする可能性が高くなります。 |
デベロッパー コミュニティを構築する
ソーシャル メディアを利用し、Facebook や Twitter などの一般的なソーシャル チャネルを通じて API コミュニティを振興します。ブログの投稿やフォーラムの開催により、API コミュニティに関わるデベロッパーの間のコミュニケーションやインタラクションを促進します。