19.06.25 - Apigee Edge for Public Cloud リリースノート

Apigee Edge のドキュメントを表示しています。
Apigee X のドキュメントをご覧ください。
info

2019 年 6 月 25 日(火)、Apigee Edge for Public Cloud 向けアナリティクスの新しいバージョンのリリースを開始しました。

新機能とアップデート

このリリースにおける新機能とアップデートは次のとおりです。

非同期カスタム アナリティクス レポートの一般提供

これまで、分析カスタム レポートは同期的にのみ実行できました。同期レポートの場合、レポート リクエストを実行すると、分析サーバーが応答を返すまでリクエストがブロックされます。ただし、レポートで大量のデータ(たとえば、数百 GB)を処理する必要がある場合は、タイムアウトで同期レポートが失敗する可能性があります。

今回のリリースでは、カスタム レポートを非同期的に実行するサポートを追加しました。非同期レポートの場合、レポート リクエストを発行し、後で結果を取得します。次のように、非同期クエリ処理が適切な代替手段になる場合があります。

  • レポートの分析と作成に時間がかかる場合。
  • グループ化ディメンションが多いなどのクエリを複雑にする制約を伴うデータを分析する場合。
  • 一部のユーザーや組織のデータ量が大幅に増加したことが判明したときにクエリを管理する場合。

カスタム レポートは、Edge UI から非同期で実行するか、Edge API を使用して実行できます。レポートの管理で説明されているように、収益化レポートを非同期で実行することもできます。

アナリティクス データ エクスポートの一般提供

Apigee Analytics は、API を介して送受信されるさまざまなデータを収集して、分析します。Apigee Analytics では、インタラクティブなダッシュボードやカスタム レポート、API プロキシ パフォーマンスの傾向を識別するツールなどの可視化ツールを利用できます。

この分析データを Apigee Analytics から Google Cloud Storage や BigQuery などの独自のデータ リポジトリにエクスポートできるようになりました。その後、Google Cloud BigQuery と TensorFlow が提供する強力なクエリ機能と ML 機能を利用して、独自のデータ分析を行うことができます。

詳しくは、アナリティクスからデータをエクスポートするをご覧ください。