4.14.04.10 - Apigee Edge オンプレミス リリースノート

Apigee Edge のドキュメントを表示しています。
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2014 年 8 月 20 日(水曜日)、Apigee Edge のオンプレミス バージョンのパッチをリリースしました。

修正済みのバグ

このリリースでは以下のバグが修正されています。

トピック 説明
プールされた接続の増加による Netty ルーターの無応答
CORERT-219
API レスポンスが配信される前にクライアントが切断されたときに接続リークが発生する問題を解決しました。
Netty ルーターログのステート マシン エラーによりルーターがハングする
CORERT-201

クライアントがレスポンスを待たずに接続で連続してリクエストを送信すると、Netty ルーターがハングアップしてリクエストを処理しないように見えました。

Netty ルーターの router.properties に新しい HTTPServer.pipelining.enabled プロパティが追加され、HTTP パイプラインを制御できるようになりました。動作を表す値は次のとおりです。

  • false(デフォルト)- 複数のリクエストを受信した場合、ルーターはパイプライン処理の試行を示すエラーを返し、接続を閉じます。
  • true - ルーターは、リクエストを保留キューにバッファリングして、一度に 1 つのリクエストを処理します。各リクエストに対するレスポンスは、リクエストが到着した順序で送信されます。

レスポンスで接続の終了が必要な場合、接続は直ちに終了し、後続のリクエストに対するレスポンスは送信されません。

CLOSE_WAIT メッセージ
CORERT-188
適切に閉じられていない CLOSED_WAIT メッセージに関する問題を解決しました。
ルーターがプールから接続を再利用しようとしているときに、メッセージ プロセッサが接続を閉じる
CORERT-114
特定のエラー条件でプールされた接続が閉じられる原因となっていた問題を解決しました。
レスポンスの 5xx エラーAPIRT-342 5xx HTTP エラーは、HTTP 仕様に従ってレスポンスが完了した状況(ターゲット エンドポイント レスポンスに Content-Length またはチャンク エンコードがない)で発生しました。Edge は、これらのレスポンスを完了として扱うようになりました。