14.04.16 - Apigee Developer Services ポータル リリースノート

現在、Apigee Edge のドキュメントを表示しています。
Apigee X のドキュメントをご確認ください
情報

2014 年 4 月 16 日(水)、Google はクラウド専用の Apigee Developer Services ポータルのバージョン 14.04.16 をリリースしました。

ご不明な点がございましたら、Apigee カスタマー サポートまでお問い合わせください。

新機能と拡張機能

このリリースでの新機能と機能強化は次のとおりです。

  • ポータル用 SmartDocs のベータ版リリース
    SmartDocs のベータ版リリースでは、完全な対話型の API ドキュメントを Developer Services ポータルに文書化できます。API に関するインタラクティブ ドキュメントを作成すると、ポータル ユーザーが API を簡単に学習、テスト、評価できるようになります。詳細については、SmartDocs を使用した API のドキュメント化をご覧ください。
  • クラウドベースの本番環境ポータルで SSL がデフォルトで有効
    SSL(セキュア ソケット レイヤ)は、ウェブサーバーとウェブ クライアント(通常はブラウザまたはアプリ)の間に暗号化されたリンクを確立するための標準的なセキュリティ テクノロジーです。暗号化されたリンクにより、ウェブサーバーとクライアントの間でやり取りされるすべてのデータのプライバシーが確保されます。Developer Services ポータルのこのリリースでは、SSL がデフォルトで有効になっています。つまり、ポータルへのリクエストで、安全でない http:// プロトコルではなく、安全な https:// プロトコルを使用できるようになりました。

    ポータルで SSL がどのように機能するかは、ポータルの環境によって異なります。
    • 開発環境とテスト環境: リクエストには http:// または https:// を使用できます。https:// 経由のリクエストは、Apigee SSL 証明書を使用します。無料トライアルのお客様は、開発環境とテスト環境を使用できますが、有料ユーザーになるまで本番環境に移行することはできません。
    • ライブ環境: SmartDocs を使用する場合、またはポータルのデータ転送を暗号化する場合は、https:// と独自の SSL 証明書が必要です。また、Drupal の Secure Pages モジュールを有効にして、http:// リクエストを https:// に自動的にリダイレクトするように構成する必要があります。
    既存のポータルをバージョン 14.04.16 にアップグレードするときに https:// を使用する場合は、SSL 証明書を取得し、ポータルの SSL サポートを構成する必要があります。

    詳細については、ポータルでの TLS の使用をご覧ください。
  • ホームページの [ホットトピック] ビューが SmartDocs に置き換わる ビュー
    以前のポータル リリースでは、デフォルトのホームページに [Hot Topics] ビューが含まれていました。このビューは、このリリースの Weather Model Overview ビューに置き換えられました。このビューには SmartDocs Weather API が表示されます。必要に応じて、[Hot Topics] ビューをホームページに追加し直すこともできます。詳しくは、ブログやフォーラムの投稿を追加するをご覧ください。

バグの修正

以下のバグはこのリリースで修正されています。

トピック 説明
企業プロフィールからデベロッパーを削除する 会社のプロフィールからデベロッパーを削除できるようになりました。
ルービックのテーマ Rubik テーマのパッチをリリースしました。
Drupal WYSIWYG エディタのテーブル Drupal WYSIWYG エディタでテーブルがサポートされるようになりました。
収益化

このリリースには、収益化に関するいくつかのバグ修正が含まれています。

  • Apigee Edge バックエンドに影響を与えることなく、ポータル上で Monetization ロールの名前を変更できます。ロールは以下のとおりです。
    • Monetization 管理者
    • 財務管理者
    • デベロッパー
  • Monetization で、apigee_responsive テーマがサポートされるようになりました。
  • Monetization Module はテンプレートを使用してページをレンダリングするようになりました。
  • インライン JavaScript と CSS が独立したファイルになりました。
  • 収益化モジュールを有効にする際に発生するエラーが修正されました。
  • データベース更新時のエラーが修正されました。
アプリの詳細のタブ アプリの詳細ページの [商品] タブと [詳細] タブが正しく動作するようになりました。