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2015 年 6 月 9 日(火)、Apigee Edge の新しいクラウド バージョンをリリースしました。
ご不明な点がございましたら、Apigee カスタマー サポートまでお問い合わせください。
Apigee Edge リリースノートの一覧については、Apigee リリースノートをご覧ください。
新機能と拡張機能
このリリースでの新機能と機能強化は次のとおりです。
GeoMap アナリティクス ダッシュボードのユーザビリティ
アナリティクスの GeoMap には、地図の特定のエリアをドリルダウンするための、より明確な視覚的インジケーターが表示されます。
デベロッパー エンゲージメント ウィジェットのパフォーマンス
メインの分析ダッシュボード([デベロッパー エンゲージメント] セクション)のファネル ウィジェットが強化され、パフォーマンスが向上しました。
API プロキシ エディタの従来のトレース
API プロキシ エディタの Trace 機能の最新バージョンがベータ版から一般提供になりました。[従来のバージョンのトレースにアクセスする] リンクでは、「クラシック トレース」にアクセスできなくなりました。
脅威保護のエラー構成
デフォルトでは、メッセージが JSON または XML Threat Protection ポリシーを通過しない場合、HTTP 500 内部サーバーエラー ステータス コードと ExecutionFailed エラーがスローされます。このエラー動作を変更するには、新しい組織レベルのプロパティを使用します。組織プロパティ features.isPolicyHttpStatusEnabled
を true に設定すると、次のように動作します。
- リクエスト: リクエスト フローに脅威保護ポリシーが適用されている場合、無効なメッセージに対して 400 ステータス コードと、対応するポリシー エラー メッセージが返されます。
- レスポンス: 脅威保護ポリシーが任意のレスポンス フローに接続されている場合でも、無効なメッセージに対しては 500 ステータス コードが返され、単に ExecutionFailed ではなく、対応するポリシー エラー メッセージがスローされます。
Cloud をご利用のお客様は、Apigee サポートに連絡して組織プロパティを設定する必要があります。この機能は、Edge Private Cloud の次回の Private Cloud 四半期リリースで利用できるようになります。
UI のパフォーマンスとエラーの改善
ページ表示のパフォーマンスやエラー メッセージのクリーンアップなど、管理 UI のさまざまな領域で全般的な機能強化が行われました。
今後の機能変更と機能強化
このセクションでは、今後予定されている機能変更と機能強化をプレビューします。
Response Cache ポリシーの動作の変更
今後のリリース(未定)で、Response Cache ポリシーの <ExcludeErrorResponse> 要素のデフォルトの動作が変更されます。
現在の動作: レスポンス キャッシュ ポリシーの <ExcludeErrorResponse> 要素はデフォルトで false です。デフォルトでは、Response Cache ポリシーによって、有効な HTTP ステータス コード(3xx を含む)を含むレスポンスがキャッシュに保存されます。
今後の動作: Response Cache ポリシーの <ExcludeErrorResponse> 要素がデフォルトで true になります。つまり、デフォルトでは、HTTP ステータス コードが 200 ~ 205 のレスポンスのみがキャッシュに保存されます。この動作をオーバーライドして、すべてのステータス コードのレスポンスをキャッシュに保存するには、<ExcludeErrorResponse> 要素を明示的に true に設定する必要があります。
現在の回避策: リリース 150610 以前のリリースで、ステータス コード 200 ~ 205 のレスポンスのみをキャッシュに保存するには、<ExcludeErrorResponse> 要素を明示的に true に設定する必要があります。
修正済みのバグ
以下のバグはこのリリースで修正されています。
問題 ID | 説明 |
---|---|
MGMT-2246 | 管理 UI で [カスタム レポートの作成] ページが正しく表示されない |
MGMT-2193 | API 編集時の読み込みスピナー |
MGMT-2162 | JavaScript のコンパイルに関する問題 |
MGMT-2114 | MessageLogging ポリシー内の無効な Syslog IP がデプロイ中に適切なエラーをスローする |
MGMT-1843 | API プロキシが開かない |
MGMT-1193 | プロキシを新しいリビジョンとして保存するとルートルールが予期せず変更される |
MGMT-619 | API プロキシ UI ページでページネーションを有効にする |
AXAPP-1707 | 無料の Pod 分析パフォーマンスを強化 |
APIRT-1148 | Node.js ターゲットの場合、ResponseFlow で {message.version} 変数の GET が NPE をスローする |