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2019 年 2 月 19 日(火)、Apigee Edge for Public Cloud 向けアナリティクスのベータ版リリースを開始しました。
新機能とアップデート
このリリースにおける新機能とアップデートは次のとおりです。
非同期カスタム アナリティクス レポートのベータ版リリース
これまで、アナリティクスのカスタム レポートを実行できるのは同期的に限られていました。同期レポートの場合、レポート リクエストを実行すると、分析サーバーがレスポンスを提供するまでリクエストはブロックされます。ただし、レポートで大量のデータ(たとえば、数百 GB)を処理する必要がある場合は、タイムアウトで同期レポートが失敗する可能性があります。
このベータ版リリースでは、カスタム レポートを非同期で実行する機能が追加されました。非同期レポート(ベータ版)の場合、レポート リクエストを発行し、結果は後で取得します。次のように、非同期クエリ処理が適切な代替手段になる場合があります。
- レポートの分析と作成に時間がかかる場合。
- グループ化ディメンションが多いなどのクエリを複雑にする制約を伴うデータを分析する場合。
- 一部のユーザーや組織のデータ量が大幅に増加したことが判明したときにクエリを管理する場合。
カスタム レポートは、Edge UI から、または Edge API を使用して非同期で実行できます。こちらで説明されているように、収益化レポートを非同期で実行することもできます。
アナリティクス データのエクスポートのベータ版リリース
Apigee Analytics は、API を介して送受信されるさまざまなデータを収集して、分析します。Apigee Analytics では、インタラクティブなダッシュボードやカスタム レポート、API プロキシ パフォーマンスの傾向を識別するツールなどの可視化ツールを利用できます。
この分析データを Apigee Analytics から Google Cloud Storage や BigQuery などの独自のデータ リポジトリにエクスポートできるようになりました。これにより、Google Cloud BigQuery と TensorFlow が提供する強力なクエリと ML の機能を活用し、独自のデータ分析を行うことができます。
詳細については、アナリティクスからデータをエクスポートする(ベータ版)をご覧ください。