4.14.04.02 - Apigee Edge オンプレミス リリースノート

Apigee Edge のドキュメントを表示しています。
Apigee X のドキュメントをご覧ください。
info

2014 年 6 月 6 日(金)、Apigee Edge のオンプレミス バージョンの新しいパッチをリリースしました。

ご不明な点がございましたら、Apigee Edge サポートにお問い合わせください。

Apigee Edge のすべてのリリースノートの一覧については、Apigee リリースノートをご覧ください。

新機能と拡張機能

このリリースにおける新機能と改善点は次のとおりです。

  • マルチデータ センター デプロイ用の JMS
    JMS リスナーがすべてのルーターにデプロイされるようになり、マルチデータ センター環境でインバウンド JMS エンドポイントをデプロイできるようになりました。
  • 接続処理
    Edge は、高同時実行とバックエンド サービスのタイムアウトを伴うシナリオで、クライアントと内部接続の処理を改善します。
  • ベータ版トレースの機能強化
    API プロキシのベータ版トレース機能には、次の機能が含まれています。
    • 条件付きフローを含む API プロキシの場合、True アイコンと False アイコンは、条件が true と評価されたか false と評価されたかを示します。
    • 拡張されたトランザクション タイムライン ビューでは、合計時間の 1% 未満の要素に割り当てられる視覚的なスペースが少なくなるため、より多くの要素を表示できます。
    • ステップ条件が false と評価されたためにポリシーがスキップされたことを示す新しいアイコン バッジが表示されます。
    • トランザクション マップでポリシーにマウス ポインタを合わせると、情報ツールチップが表示されます。

修正済みのバグ

このリリースでは以下のバグが修正されています。

トピック 説明
複数の仮想ホスト 複数の仮想ホストが同じポートを使用できない問題を修正しました。
到達不能なルーターと JMS ルーターが到達不能(reachable=false)に設定されている場合でも、JMS メッセージが処理されていました。これで、reachable=false に設定されたルーターは、デプロイされたすべての JMS API プロキシの JMS キューから登録解除されます。
JMS の再接続 JMS プロバイダが長期間使用できない状態が続いた後、JMS の再接続が行われませんでした。なお、本事象はすでに解決しております。
Message Processor のシャットダウン メッセージ プロセッサをシャットダウンすると、クライアントがハング状態のままになるか、503 エラーが発生することがありました。なお、本事象はすでに解決しております。
IBM WebSphere 接続 IBM WebSphere JMS への接続中に発生するエラーを修正しました。
UI でのプロキシのデプロイエラー デプロイされたプロキシを変更して保存すると、Edge 管理 UI でエラーが発生することがありました。なお、本事象はすでに解決しております。
カスタムロールのベータ版: API の作成 カスタムロールのユーザーが API プロキシ バンドルをアップロードできない問題を修正しました。
カスタムロール ベータ版: 読み取り専用権限 読み取り専用権限を持つカスタムロールのユーザーに、次のメッセージが表示されていました。 「組織にデベロッパーがいるかどうかを確認中にエラーが発生しました。」なお、本事象はすでに解決しております。
ベータ版のトレース: サーバーのポート番号 API プロキシ エディタで、ポート番号を含むプロキシ URL を操作しているときに、[トレース] ビューに切り替えると、URL からポート番号が削除される。この問題は修正されました。
ベータ版トレース: IP アドレス API プロキシ トレース セッションで、ターゲット サーバーが IP アドレスで定義されている場合、トランザクションの詳細に「未定義」と表示されるのではなく、ターゲット サーバーの IP アドレスが表示されるようになりました。