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2015 年 8 月 13 日(木)、Apigee Edge for Private Cloud WebSockets のパッチをリリースしました。
新機能と拡張機能
このリリースにおける新機能と改善点は次のとおりです。
WebSocket フレームサイズの調整
Apigee Edge for Private Cloud では、WebSocket フレームのサイズを構成できます。これを行うには、すべての Router と Message Processor の 2 つの異なるファイルでプロパティを構成します。両方のファイルの値は常に一致している必要があります。
- ルーターの router.properties ファイルで、次のように構成します。
WEBSOCKET.frame.limit=4k
- メッセージ プロセッサの netty-websocket-adaptor.properties ファイルで、次のように構成します。
netty.websocket.message.max.frame.length=4k
ファイルを更新したら、Router ノードと Message Processor ノードを再起動します。次に例を示します。
/<inst-root>/apigee4/bin/apigee-service router restart
/<inst-root>/apigee4/bin/apigee-service message-processor restart
(APIRT-1806)
インライン ターゲットとターゲット サーバーのターゲット フロー変数が正しく入力されない
メッセージフローの新しい変数により、ターゲット エンドポイントとターゲット サーバーの URL 情報をより詳細に提供できます。
- TargetEndpoint: request.url は target.basepath.with.query に置き換えられます。
- TargetServer: targetserver.name は loadbalancing.targetserver に置き換えられます。また、target.basepath は、TargetEndpoint の HTTPTargetConnection <LoadBalancer> 要素で <Path> 要素が使用されている場合にのみ入力されます。(APIRT-1050)
修正済みのバグ
このリリースでは以下のバグが修正されています。
問題 ID | 説明 |
---|---|
TBD-82 | システム パスワードの変更後に Management Server セルフチェックが失敗する |
MGMT-2551 | 4.15.04.03 の UI が Java 6 で動作しなくなる |
MGMT-2418 | UI 構成 apigee.conf が TLS をサポートしていない |
MGMT-2255 | システム パスワードの変更後に Management Server セルフチェックが失敗する |
MGMT-1677 | デバッグで認証の失敗と認可の失敗をログに記録する |
CORERT-318 | HTTPServer.streaming.buffer.limit=10 が原因でリクエストが断続的にハングする 処理速度の遅いクライアントと大きなペイロードを処理しているときに、リクエストがハングし、ルーターからタイムアウトすることがあります。この問題は、ルーターの HTTPServer.streaming.buffer.limit プロパティがゼロ以外の値に設定されている場合にのみ発生しました。問題は解決済みです。 |
APIRT-1766 | WebSocket のタイムアウト |
APIRT-1713 | 10 TPS の負荷で ExtractVariables ポリシーが失敗する |
APIRT-1472 | ヘルスチェック API が呼び出されるたびに system.log にメッセージが表示される |
APIRT-1147 | S3 バケットからのプロキシ ストリーミング データのダウンロードが完了しなくなる |