4.15.04.03-WS(WebSocket)- Apigee Edge for Private Cloud リリースノート

Apigee Edge のドキュメントを表示しています。
Apigee X のドキュメントをご覧ください。
info

2015 年 8 月 13 日(木)、Apigee Edge for Private Cloud WebSockets のパッチをリリースしました。

新機能と拡張機能

このリリースにおける新機能と改善点は次のとおりです。

WebSocket フレームサイズの調整

Apigee Edge for Private Cloud で WebSocket フレームのサイズを構成できます。これを行うには、すべてのルーターと Message Processor の 2 つの異なるファイルでプロパティを構成します。両方のファイルの値は常に一致している必要があります

  • ルーターの router.properties ファイルで、
    を構成します。 WEBSOCKET.frame.limit=4k
  • メッセージ プロセッサの netty-websocket-adaptor.properties ファイルで、次のように構成します。
    netty.websocket.message.max.frame.length=4k

ファイルを更新したら、ルーターとメッセージ プロセッサ ノードを再起動します。次に例を示します。

/<inst-root>/apigee4/bin/apigee-service router restart

/<inst-root>/apigee4/bin/apigee-service message-processor restart

(APIRT-1806)

インライン ターゲットとターゲット サーバーのターゲット フロー変数が正しく入力されない

メッセージ フローの新しい変数により、ターゲット エンドポイントとターゲット サーバーの URL 情報がより完全なものになります。

  • TargetEndpoint: request.url が target.basepath.with.query を置き換えます。
  • TargetServer: loadbalancing.targetserver が targetserver.name に置き換わります。また、target.basepath は、TargetEndpoint の HTTPTargetConnection の <LoadBalancer> 要素で <Path> 要素が使用されている場合にのみ入力されます。(APIRT-1050)

修正済みのバグ

このリリースでは以下のバグが修正されています。

問題 ID 説明
TBD-82 システム パスワードの変更後に管理サーバーのセルフチェックが失敗する
MGMT-2551 4.15.04.03 の UI が Java 6 で動作しなくなった
MGMT-2418 UI 構成 apigee.conf が TLS をサポートしていない
MGMT-2255 システム パスワードの変更後に管理サーバーのセルフチェックが失敗する
MGMT-1677 認証の失敗と認可の失敗をデバッグでログに記録
CORERT-318 HTTPServer.streaming.buffer.limit=10 が原因でリクエストが断続的にハングする
クライアントの速度が遅く、ペイロードが大きい場合、リクエストがハングしてルーターからタイムアウトすることがありました。この問題は、ルーターの HTTPServer.streaming.buffer.limit プロパティが 0 以外の値に設定されている場合にのみ発生していました。この問題は修正済みです。
APIRT-1766 WebSocket のタイムアウト
APIRT-1713 10 TPS の負荷で ExtractVariables ポリシーが失敗する
APIRT-1472 ヘルスチェック API が呼び出されるたびに system.log にメッセージが表示される
APIRT-1147 S3 バケットからのストリーミング データのプロキシでダウンロードが完了しなくなる