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2014 年 6 月 6 日(金曜日)、Apigee Edge のオンプレミス バージョン用の新しいパッチをリリースしました。
ご不明な点がございましたら、Apigee カスタマー サポートまでお問い合わせください。
Apigee Edge リリースノートの一覧については、Apigee リリースノートをご覧ください。
新機能と拡張機能
このリリースでの新機能と機能強化は次のとおりです。
- マルチデータセンター デプロイのための JMS
JMS リスナーがすべてのルーターにデプロイされ、受信 JMS エンドポイントをマルチデータセンター環境にデプロイできるようになりました。 - 接続処理
Edge では、同時実行数やバックエンド サービスのタイムアウトが多いシナリオに対して、クライアント接続と内部接続の処理が改善されています。 -
ベータ版トレースの機能強化
API プロキシのベータ版トレース機能には、次の機能が含まれています。- 条件フローを含む API プロキシの場合、True と False のアイコンは、条件の評価が true か false かを示します。
- トランザクション タイムライン ビューの改善により、合計時間の 1% 未満に満たない要素の視覚スペースが減り、表示される要素が増えます。
- 新しいアイコンバッジは、ステップ条件が false と評価されたためにポリシーがスキップされたことを示します。
- トランザクション マップ内のポリシーにカーソルを合わせると、情報ツールチップが表示されます。
修正済みのバグ
以下のバグはこのリリースで修正されています。
トピック | 説明 |
---|---|
複数の仮想ホスト | 複数の仮想ホストで同じポートを使用できない問題が修正されました。 |
到達不能なルーターと JMS | ルーターが到達不能(Reach=false)に設定されている場合も、JMS メッセージを処理していました。これで、reachable=false に設定されているルーターは、デプロイされたすべての JMS API プロキシの JMS キューからサブスクライブ解除されます。 |
JMS の再接続 | JMS プロバイダが長期間使用できなくなった場合、JMS の再接続は発生していませんでした。なお、本事象はすでに解決しております。 |
Message Processor のシャットダウン | Message Processor をシャットダウンすると、クライアントがハングした状態のままになるか、503 エラーが返されることがあります。なお、本事象はすでに解決しております。 |
IBM WebSphere の接続 | IBM WebSphere JMS への接続中のエラーが修正されました。 |
UI でのプロキシ デプロイエラー | デプロイされたプロキシを変更して保存すると、Edge 管理 UI でエラーが発生することがあります。なお、本事象はすでに解決しております。 |
カスタムロールのベータ版: API の作成 | カスタムロールのユーザーが API プロキシ バンドルをアップロードできない問題が修正されました。 |
カスタムロール(ベータ版): 読み取り専用権限 | 読み取り専用権限を持つカスタムロールのユーザーに、「組織に開発者がいるかどうかの確認中にエラーが発生しました」というメッセージが表示されていました。この問題は解決済みです。 |
ベータ版トレース: サーバーのポート番号 | API プロキシ エディタで、ポート番号を含むプロキシ URL を操作するときに、[Trace] ビューに切り替えると、URL からポート番号が削除されます。この問題は解決済みです。 |
ベータ版トレース: IP アドレス | API プロキシ トレース セッションで、ターゲット サーバーが IP アドレスで定義されている場合、トランザクションの詳細に「未定義」のラベルが付くのではなく、ターゲット サーバーの IP アドレスが表示されるようになりました。 |